引越しが発生! 扶養控除等申告書の住所または居所の欄はどう書く?

2019/07/31

税金の知識

大学に入ってからアルバイトを始めた人の中には、扶養控除等申告書を渡されて「住所又は居所」の欄をどう書けば悩んでいる人も多いと思います。引越しの予定があるときの、扶養控除申告書の書き方を解説します。

引越したとき、扶養控除等申告書の「住所」欄はどう書けばいい?

扶養控除等申告書 引越し

大学生になってアルバイトを始めた人や、内定を得て初めて雇用される立場になった人に、扶養控除等申告書は初めて触れるものになるでしょう。どこかに勤務してお給料をもらう人はみな、「扶養控除等申告書」を書く必要があります

しかし、職場で書類を渡されても何を書けばいいのか分からない人も多いと思います。

特に実家から離れて暮らす人も多い大学生にとって、「住所又は居所」は書く時に疑問が生じやすい欄の1つです。

例えば、地方から出てきて一人暮らししている場合は、住民票に登録されているのは実家の住所で実際に住んでいる住所と異なっているケースがあります。また、引越しを予定している場合は、扶養控除等申告書を提出する時点と年末調整をする時点の住所が異なるケースもあります。

このような場合、扶養控除等申告書の「住所又は居所」の欄は、どの時点におけるどこの住所を書けばいいのか悩む人もいるでしょう。次の項から詳しく解説していきます。

引越しをして住所が変わったときの扶養控除等申告書

扶養控除等申告書 引越し

扶養控除等申告書の「住所又は居所」の欄に書く住所で、引越ししているにもかかわらず、異なる住所地を書いていた時は、税金や社会保険などの業務に支障が出る、通勤手当の支給に支障が出るなどの問題が生じるので注意が必要です。

住所がいつの時点で変わるのかがポイント!

基本的に、扶養控除申告書の「住所又は居所」の欄には、住民票がどこにあるかに関わらず、現在住んでいる住所を書けば問題ありません。その年の1月1日時点の住所を書くようにという情報もありますが、勤務先(会社・アルバイト先等)に引越していることを連絡してあれば、そちらで異動の手続きを行っているはずなので、1月1日の住所にとらわれすぎず現在住んでいる住所を書けば大丈夫です。

しかし、年末調整で書類を書く際に、引越しが決まっている場合は注意が必要です。

例えば、引越しの日程が1月1日までに完了する場合は、まだ住み始めていない新住所を書きます。引越しが翌年の1月2日以降の場合には、住民税の基準となる住所地が以前のままなので、引越し前の現住所を扶養控除等申告書に書きます。ただ、引越し後に異動の届け出を書くことになることは覚えておきましょう。

住民票は実家で一人暮らしをしている学生の住所はどっちを記入する?

大学生の場合は進学で一人暮らしをするものの、卒業後に実家に戻るので住民票は実家に残したままにしておくという人もいるでしょう。社会人でも単身赴任や短い転勤が多くある人の場合、住民票を移さずにおく人もいるでしょう。

どちらの場合もそのとき実際に住んでいる住所を書くのが一般的です。しかし、実際に住んでいる住所を書いた場合は、市区町村から住民票と扶養控除等申告書の住所が異なることについて確認の連絡が入る可能性があります。

働いている会社にとっては対応に手間がかかってしまうことになるため、どちらの住所を書くべきか統一していることが多いです。どちらの住所を書くべきなのか、事前に会社に確認した方が良いでしょう。

まとめ

扶養控除等申告書を提出する人の中には、引越しで提出する時点と年末調整する時点の住所が異なっている場合があります。

「どっちの住所を書いても住民税を収めているので問題ないのでは?」と思っている人もいるかもしれませんが、多少問題があります。

住民税は、ゴミ回収など行政の提供しているサービスを利用するために支払うものなので、住んでいる住所で住民税を支払わないことは市町村にとって負担になります。

そのため、扶養控除等申告書の「住所又は居所」の欄を書く際には、基本的にそのとき住んでいる住所を書くと覚えておくとよいでしょう。

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