扶養控除等申告書の書き間違いの修正方法は? 提出忘れや嘘を記載した場合のトラブル対処法も

2019/07/19

税金の知識

大学生になって初めてアルバイトした場合や卒業して社会人になってからは、扶養控除等申告書の提出対象者になります。しかし、初めて書くときは何をどのように書けばいいかわかりませんよね。
書き間違いや嘘、空欄はトラブルの元になるので注意が必要です。

扶養控除等申告書で書き間違いをしやすい箇所や修正方法について、また提出忘れや嘘の申告をした場合にどうなるのか解説します。

学生のうちから知っておきたい、扶養控除等申告書のこと

「扶養控除等申告書」のトラブルの原因を知っておこう 学生も要チェック

大学生のうちから、扶養控除申告書を書く対象者になる人もいます。
例えば、控除の計算や扶養控除の所得の金額や扶養家族の所得に間違った金額を記入する、家族が不要から抜けているのを忘れて扶養控除として記入するなど、記入を誤ってしまうケースも少なくありません。

誰でもこのような間違いを一度はするものですが、扶養控除等申告書を作成している際に間違えた場合は、どのように修正すればいいのでしょうか?

扶養控除等申告書の修正は二重線か新しい紙で書き直す

扶養控除等申告書を作成していて間違えた場合は、以下の3つの手順で修正します。

・修正が必要な個所を二重線で消す
・修正内容を二重線の上部または下部に記入
・二重線に重ねるように訂正印を押す

訂正できないくらいに大きく間違えた場合は、新しい扶養控除等申告書に書き直す必要があります。

年末調整の担当者は、万が一何かあった場合に備えて予備の扶養控除等申告書を用意していることが多いため、新しい扶養控除等申告書をもらって書き直しましょう。

扶養控除等申告書の内容に変更があった場合の修正方法

前年末に扶養控除等申告書を一度提出している場合には、年末調整を行うまでの1年間に記載内容に変更が生じることもあります。例えば、結婚や出産で扶養家族の人数が変わった、配偶者の年収が変わったなどです。

そのような場合は、会社が年末調整を完了するまでに配布された扶養控除等申告書を書き直す必要があります。

会社の年末調整が終わっていても1月31日までは内容を修正できる、期間を過ぎていても税務署に確定申告することで変更内容を反映できるので、きちんと修正しましょう。

扶養控除等申告書の保存期間は7年!

扶養控除等申告書の保存期間は7年!

源泉徴収義務者(会社)は給与所得者(社員)の扶養控除等申告書等の提出を受けてから、申告書等の提出期限の属する年の翌年1月10日の翌日から7年間書類を保管します。

税務署長から提出を求められた場合には提出する必要があるため、しっかり保管しておくといいでしょう。

扶養控除等申告書の提出忘れで所得税はここまで上がってしまう!

扶養控除等申告書は、本来であれば入社時や年末調整などに提出するため、提出し忘れるというケースはほとんどありません。

しかし、転職などの場合は、従来の手続き方法とは多少異なる部分があるため、扶養控除等申告書を提出し忘れる可能性があります。

会社の年末調整を受けるには、扶養控除等申告書の提出が必須なので、提出し忘れた場合は年末調整を受けられず、税務署で確定申告しなければなりません。

また、扶養控除等申告書を提出しなかった場合は、お給料から余分に所得税が引かれるので注意が必要です。

そのため、扶養控除等申告書を提出し忘れている場合は、総務に相談して再提出するまたは確定申告をして、払い過ぎた所得税を取り戻しましょう。

扶養控除等申告書の嘘や空欄はトラブルの元に!

控除 対象者/学生

扶養控除等申告書の項目は難しい名称が多く、どこに何をどのように記入すればいいのかわからない人も多いと思います。

わからない部分を空欄のままにして提出しても、年末調整の担当者が苦労するだけなのでわかる人に相談するなど、なるべく記入すべき箇所を埋めておきましょう。

また、わからないからと言って、嘘の内容や適当に収入額や世帯主などを記入した場合には税務署からのチェックで訂正手続きの連絡が入り、正しい内容への修正が求められます。

そのまま放置していると、税金が余分に多く徴収されるまたは過少申告による追徴課税の対象になるなど、トラブルに発展する可能性があります。扶養控除等申告書を適当に記入した場合に困るのは自分なので、面倒でもしっかり調べて正しく記入しましょう。

まとめ

初めて扶養控除等申告書を提出する場合は、何をどのように記入すればいいかわからないこともあると思います。しかし、誤った記載をして提出すると、年末調整の担当者の手間が増える、修正の手間が増えるだけでなく、多く所得税を納める、追徴課税が発生するなどのトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。

また、書き間違えた部分がある場合には、正しい修正方法でなければ受け取ってもらえないまたは書き直しを要求される可能性もあります。

そのため、扶養控除等申告書を記入する際には、わからないことがあれば詳しい人に聞く、ネットなどで書き方を調べてから書き始めるようにしましょう。

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