ニュースでよく見る「アンバサダー」の正確な意味とは? 使い方を例文で紹介

2018/10/31

ビジネス用語

芸能ニュースなどで「アンバサダー」という言葉を見かけることがありませんか? 今や「女優の○○さんが△△アンバサダーに就任」などのトピックは珍しいものではないですが、この「アンバサダー」という言葉はいったいどのような意味で使われているのでしょうか? 今回は「アンバサダー」の意味や使い方についてご紹介します。

「アンバサダー」の意味、使い方。

「アンバサダー」の意味

「アンバサダー」は英単語の「ambassador」を片仮名表記したもので、『大辞林』では、下記のように説明しています。

アンバサダー【ambassador】
大使。使節。
(『大辞林 第三版』P.102より引用)

代表的な「アンバサダー」の例

日本では、特定の商品やブランドなどのイメージを向上させ、世間への認知を広げるために「アンバサダー」を任命することが多いですよね。通常はは芸能人やタレントなどの有名人をアンバサダーとすることが多いのですが、これは有名人のほうが一般の人たちへの訴求力が高いと考えられているからです。

例えば、全米オープンテニスで優勝した大坂なおみさんは「日産ブランドアンバサダー」に就任していますし、俳優の木村拓哉さんと歌手の工藤静香さんの次女Kokiさんは「ブルガリ」のアンバサダーに選ばれています。中には、一般の人々から選ばれる「東京ディズニーリゾート・アンバサダー」のような例もありますが(正確にはオリエンタルランドグループ各社に所属するキャストの中から選ばれる)、これは大企業の「アンバサダー」としてはまれなケースのようです。

このように企業やブランドのイメージキャラクターとして、芸能人や有名タレントを起用する「アンバサダー」を「伝統的ななアンバサダー」だとすると、現在ではネットで活躍する一般のユーザーやファンに代表される「新しいアンバサダー」といえるような方々も続々と登場しています。

IT業界には「アンバサダー・マーケティング」という言葉があります。そのブランドのユーザーやファンの人に「アンバサダー」になってもらい、宣伝や告知、ブランデイングに協力してもらうという手法です。個人的にユーザーやファンであれば、そのブランドを応援するのにも自然と力が入り、自主的に行ってもらうことも可能だと考えてられているからです。

また、企業側がユーザーやファンの中で発信力の強い人・口コミで情報を広げることができる人を自社製品の紹介や推薦に力を発揮してもらうために「アンバサダー」と定義して認定を行うこともあります。このような場合の「アンバサダー」は「大使」というよりも「代表」という意味に近く、「ユーザー代表」や「ファン代表」という意味でつかわれているようです。。

また「ネスカフェ アンバサダー」が一時期有名になりましたが、このような「新しいアンバサダー」はブランドの守り手として、また一般への情報発信元として、「伝統的なアンバサダー」ともども、非常に注目されているのです。

「アンバサダー」の意味、使い方。


「アンバサダー」の使い方

日本では、商品・ブランドの認知度を上げるためのイメージキャラクターとして「アンバサダー」に就任してもらうことが多いので、

・○○さんに「△△アンバサダー」への就任を要請
・○○さんが「△△アンバサダー」に就任!

などの使い方が一般的です。また、上記のような「ユーザー代表」「ファン代表」といった意味のアンバサダーであれば、

・「ネスカフェ アンバサダー」になりませんか?
・「○○アンバサダー」に応募してみた。

といった使い方もされているようです。今後は有名人を起用するアンバサダーに加え、新しいスタイルのアンバサダーも、ますます話題になるかもしれませんね。

まとめ

「アンバサダー」はもともと「大使」「使節」「代表」といった意味の言葉なのですが、日本ではブランドの認知度を上げるために起用される広告塔のような人も「アンバサダー」と呼んできました。しかし、ネットの発達によって口コミの力が大きくなり、その商品やブランドのファン、ユーザーをも「アンバサダー」と称し、その発信力に期待するという新しい流れもじょじょに浸透してきています。

最近では、一般の人々をアンバサダーとして起用することも、ブランドのイメージを守り、価値を高めるためのよい方法の一つとして考えられるようになってきているのです。

(高橋モータース@dcp)

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