コンプラライアンスの正しい意味は?

2018/10/22

ビジネス用語

コンプライアンスは企業の不祥事などのネガティブなニュースによく登場する言葉です。みなさんもよく謝罪の会見で耳にしているのではないでしょうか。「今後は全社一丸となってコンプライアンスの徹底に努めてまいります。この度は誠に申し訳ございませんでした」今回はコンプライアンスの正しい意味と使い方について解説していきます。

コンプライアンスの正しい意味は?

コンプラライアンスの正しい意味は?

コンプライアンス(compliance)とは「法令遵守」という意味です。一般的には企業における社会的責任の履行という意味で使用されることが多く、ビジネスコンプライアンスやコーポレートガバナンスどと呼ばれることがあります。

コンプライアンスには、法令遵守という意味以外に社会的規範や企業倫理の遵守といった意味あいも含まれています。コンプライアンスの本来の意味は「法的な検査を実行する」という強い強制力を含んでいます。

日本におけるコンプライアンスの定義

1.法令遵守
日本国憲法をはじめとする国会や行政機関において制定された法令を遵守する義務。

2.社内規定の遵守
社員と交わした就業規則をはじめ、業務マニュアルなど社内規定を遵守する義務。

3.社会規範の遵守(企業モラル)
社会に貢献すべき会社法人としての倫理規範や道徳規範を遵守する義務。

企業コンプライアンスに関連する用語「CSR(企業の社会的責任履行)」

CSR(企業の社会的責任履行)とはcorporate social responsibility の略です。法令の遵守だけにとどまらず、社会や環境改善に配慮し「企業をとりまく従業員や地域住民、取引企業」(ステークホルダーという)などへの企業責任を果たしていくことで、企業価値の向上を目指そうとする考え方です。今日ではCSRと企業コンプライアンスは同義に近い意味あいで解釈されています。

コンプライアンスの使い方

・社員全員がコンプライアンスを理解して遵守することは、企業経営を長続きさせるうえで欠かせない最重要事項である。

・猛暑の中に高齢者を放置して死亡させてしまった○○病院の○○理事長は、患者を守る医療人としての基本的なコンプライアンスを軽視しているとしか思えない。

・新入社員のみなさんは、企業人の一員として、また社会人の一員として自覚をもってコンプライアンスの遵守に努めるよう心がけてください。

まとめ

今回はコンプライアンスの正しい意味と使い方について解説してきました。最近は一流企業によるコンプライアンスを軽視した不祥事がニュースを騒がせています。コンプライアンスと同時に最近クローズアップされているワードに企業の「危機管理能力」があります。企業がコンプライアンス違反を犯した後、速やかに問題解決にむけて対処する能力を「危機管理能力」といいます。企業に入社したら「コンプライアンス」と「危機管理能力」は重要なキーワードになるので覚えておくようにしましょう。

筆者:ヤマダ ユキマル
国公立の美術大学を卒業後、広告代理店やデザイン事務所のクリエイターを務める。現在はライターとして活動中。ビジネス関連や健康分野、デザイン関係、茶道、アウトドア、DIYなど幅広い分野のオウンドメディアに連載中。

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