「遅ればせながら」とはどういう意味? どんな場面で使えるのか解説

2018/08/21

付き合い・人間関係

「遅ればせながら」は、「遅れましたが」「遅く駆けつけましたが」という意味を持っています。「遅れる」「馳せる」「ながら」の3つの言葉が合体した言葉です。「今さらですが、申し訳ありませんでした」という謝罪の気持ちが含まれるフレーズです。遅れてしまった自分の行動に、恐縮して謝罪する気持ちを伝えます。「今さらですがこのように対応しています」と、相手にへりくだった態度で接することができ、丁寧な表現ができる言葉です。

「遅ればせながら」とはどういう意味? どんな場面で使えるのか解説

「遅ればせながら」という表現は、挨拶やお礼の言葉とあわせて使われますが、正しい使い方については意外と知らない人も多いのではないでしょうか。「遅ればせながら」はビジネスシーンにおいても非常に便利な言葉です。感謝の気持ちを伝えるのが遅れてしまったことに対するお詫びの気持ちとして、「遅ればせながらお礼申し上げます」などとよく使われています。そこで、「遅ればせながら」正しい使い方や使う場面について説明していきます。

「遅ればせながら」の正しい使い方とは

友人など親しい関係であれば「遅ればせながら……」と後半はうやむやにして、それだけで使うこともあるかもしれません。しかし、基本的に「遅ればせながら」という言葉だけで謝罪の表現になるわけではありません。「遅くなってしまって」という理由だけを表した言葉なので、「お待たせして申し訳ありません」などの後半にしっかりお詫びの言葉をつける必要があります。

「遅ればせながら」は目上の方にも使えますが、このときもお詫びの言葉とともに使います。「遅ればせながら」はお詫びの言葉とともに使うことを基本として、挨拶のフレーズからビジネスシーン、結婚式などのお祝いのシーン、お悔やみのシーンなど、さまざまな場面で使えます。続いてそれぞれのシーンにおける使い方を見ていきましょう。

挨拶フレーズとしての使い方

「遅ればせながらのお花見に行ってまいりました。お弁当を持っていき、まだ桜は満開で見事な桜を楽しめました。」


「遅ればせながら」は単に挨拶のフレーズとして使うことができます。この場合、必ずしも後ろにお詫びの言葉を続けなくてもよいでしょう。このようにお詫びの場合以外に、ビジネスでの挨拶表現としても使うことができます。

ビジネスシーンの使い方

「先日ご希望をいただいておりました試作品を作りました。遅ればせながら本日お持ちいたしましたので、ぜひご意見を賜りたく存じます。」


この場合の「遅ればせながら」は、先方からの要望に応えて試作品を作りましたが、「先方が待ってくれている」という状況に「お待たせしました」という気持ちを含ませたものです。もし先方から期限を決められていて、その期限に遅れてしまったとき「遅ればせながら、○○のためお待たせして申し訳ございません」というように使います。

結婚式、お祝いのシーンでの使い方

「本日はご結婚おめでとうございます。遅ればせながら心よりお祝い申し上げます。」


「ご出産おめでとうございます。遅ればせながら心よりお祝い申し上げます。」


仕事上のお付き合いで結婚式に参列したような場面では、折りを見てお祝いを伝えるときに「遅ればせながら」を使います。ご出産祝いも早くしたいと思いながら遅くなってしまった場合に、「遅ればせながら」を使ってタイミングが掴めず失礼しましたという気持ちを伝えられます。

お祝いの言葉は一刻も早く伝えたいものですが、さまざまな事情で遅くなってしまったときには「遅ればせながら」を使ってお詫びの気持ちとともに伝えるようにしましょう。

お悔やみのシーンでの使い方

「出張のため遅くなり大変失礼いたしました。遅ればせながら心よりお悔やみを申し上げます。」


お悔やみはお祝いのシーンと同様、「一刻も早く」がマナーです。しかし、さまざまな状況から遅れてしまうこともありますので、「もっと早く駆けつけたかった」という気持ちを表すことで、ご遺族に謝罪の気持ちを伝えられます。

まとめ

「遅ればせながら」はさまざまなシーンで使える便利な言葉です。やむを得ずご挨拶や対応が遅れてしまったようなときに、相手を不快にすることなく、謝罪やお礼の気持ちもあわせて伝えられます。うまく使いこなせるようにしておくことで、印象をよくし、人間関係を円滑にすることができるでしょう。正しい使い方と意味をしっかり覚えておくとよいですね。


・執筆:melz.K

美容、就職・転職、その他さまざまな記事を執筆しているライター。クレジットカードやローンなどの記事も数多く執筆している。ライター経験は15年。本業は金融関係の仕事をしながら、兼業ライターとして活動している。ライターの仕事でさまざまな記事作成を行う中で、いろいろな知識を得ている。音楽など芸術が趣味で、時間を見つけてコンサートや展覧会に行っている。好きな音楽家のスペシャルコンサートに行くのが楽しみ。

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