職務経歴書を書く際に、あえて書かなくてもいい内容もあります。ただし「書いてはいけない」という決まりはありません。
過去に勤務した企業を退職した理由をあえて書かないという考えもあります。特に転職の回数が多い場合、同じような理由で退職を繰り返していると「自分の会社に入っても、また同じ理由で辞めてしまうかもしれない」という印象を持たれかねません。
とはいえ、転職回数が多いことは使用者にとっては気になるところです。ネガティブな理由にならないよう、それぞれの退職についての理由を用意しておきましょう。例えば「給料が低かった」は「もっと大きい仕事をしたいと思った」など、他の言い回しがないか考えてみましょう。
短期間の在籍では、その職種の基本的なスキルが身に付いていないこともあります。入社して3カ月もたたずに辞めてしまったなど、あまりに短い職歴は省略してもいいでしょう。ただし、職歴に空白の期間が多いと、その間何をしていたのか質問されます。
現在はさまざまな資格があり、多くの資格を取得している人もいらっしゃいます。しかし、これまでの職歴で役に立っていない資格、転職先でも必要なさそうな資格については職務経歴書に書く必要はありません。まとめて履歴書に書いておけばいいでしょう。
職務経歴書では省略できる部分は省略して、あまり長くならないようにまとめたほうが読みやすくなります。特に業務内容はあまり具体的に書く必要がない部分です。特殊な仕事では説明が必要になることもありますが、基本的には箇条書きでも構いません。
志望動機については一般的な履歴書にも記入欄があり、そちらに書けば十分です。あえて職務経歴書に書く場合、ネガティブな表現は使わないように気を付けましょう。
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視点を変えれば、世の中は変わる。「Rethink PROJECT」がつたえたいこと。