「行く」の尊敬語・丁寧語・謙譲語を知ろう! 【例文付き】

2018/06/01

ビジネス用語

敬語には「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」の三種類があります。基になる言葉が同じでも、この三種類で表現が変わるのが敬語です。今回は「行く」の敬語表現についてご紹介します。

「行く」の尊敬語・丁寧語・謙譲語を知ろう

「行く」の敬語の種類

「行く」の「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」には以下のようなものがあります。

「行く」の尊敬語
・行かれる
・いらっしゃる
・おいでになられる
※「いらっしゃる」「おいでになる」は「来る」の尊敬語でもあります。

「行く」の丁寧語
・行きます

「行く」の謙譲語
・参る
・伺う

「尊敬語」「謙譲語」は、「話の主題になっている人」に対する「話し手への敬意」を示します。そのうえで、「尊敬語」は「相手を高めて」敬意を示し、「謙譲語」は「自分がへりくだって」敬意を示す表現です。

「丁寧語」は「話している相手」に対する「話し手の敬意」を示します。

「行く」の敬語の使い方

「行く」の敬語の使用例を見てみましょう。

「行く」の尊敬語を使用例
・シアトルの国際見本市には行かれますか?
・A社の発表会にはいらっしゃいますか?
・月曜日の会合においでになりますか?

「行く」の丁寧語の使用例
・はい。国際見本市に行きます。

「行く」の謙譲語の使用例
・月曜日の午後3時に御社に参ります。
・当日は直接会場に伺います。

尊敬語が他者の行動について使いますので、「○○さんが行く」なら「○○さんが行かれる」になります。上記の※でも触れましたが、「いらっしゃる」「おいでになる」は「来る」の尊敬語でもあります。

・A社の会長がいらっしゃった
・○○さんがおいでになった

という言い方であれば「来る」の尊敬表現ですね。

「行きます」は「行く」の丁寧表現ですが、改まって敬意を表したようには受け取られないかもしれません。ですので、ビジネスシーンで、取引先など外部の人と話す場合には、

「はい。国際見本市に伺います」
「はい。国際見本市に参ります」

のように「謙譲語」を用いて、へりくだった表現にするのがいいでしょう。謙譲語は話相手がへりくだるためのものですから、話者以外の行動に使うのは間違いです。たまに相手に、

「国際見本市に参りますか?」
などと言う人がいますが、これは間違いです。「参る」「伺う」のはあくまでも「話し手・自分」であって、相手をへりくだらせてはいけません。

敬語表現は日本語の大きな特徴で、相手を敬う表現がこれほど豊かな言語は他にない、といわれます。敬語は、日本人の「相手を慮(おもんぱか)る気持ちを表現するもの」ですので、できるだけ使い方を間違えないようにしたいですね。

(高橋モータース@dcp)

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