「行く」の尊敬語・丁寧語・謙譲語を知ろう! 【例文付き】

2022/05/25

対人マナー

「行く」の敬語表現について、自信はありますか?

社会人になると「行く」にまつわるさまざまな敬語表現を使う機会が増えますよね。

敬語には「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」の3種類があります。

もとになる言葉が同じでも、敬語表現次第で表現や相手への敬意・配慮が変わるもの。

今回は新社会人の使用頻度の多い「行く」の敬語表現についてご紹介します。

この記事を読んで「行く」の敬語表現を把握し、適切な場面で正しく使えるようになりましょう!

「行く」の敬語の種類まとめ


敬語表現には「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」がありますよね。

「行く」の場合、それぞれ以下のように表現できます。

「行く」の尊敬語

※「いらっしゃる」「おいでになる」は「来る」の尊敬語でもあります。

「尊敬語」は、「話の主題になっている人」に対する「話し手への敬意・尊敬」を示す敬語表現です。

自分から見て目上の人が「行く」場合に使います。

「相手を高める」ことで相手に対して敬意を表すことが可能です。

尊敬語を使う相手は目上の人を尊敬している際に使う

尊敬語は、先生や先輩・上司など目上の人を表す際に使うことが一般的です。

さらに付随して、相手へ敬意や尊敬の念を表しています。

「行く」の丁寧語

「丁寧語」は「話している相手」に対する「話し手の敬意」を示します。

丁寧語を使う相手に上下関係はない

丁寧語は相手に対して丁寧に話したい場合に使われますので、目上や目下と言った上下関係が発生しません。

ただし、ビジネスシーンではカジュアルな表現になってしまいますので、取引先やお客さんに対しては使用を控えましょう。

「行く」の謙譲語

「謙譲語」も尊敬語と同様「話の主題になっている人」に対する「話し手への敬意」を表しますが、ひとつ異なるのは「自分がへりくだって」敬意を示すという点です。 

謙譲語を使うのは自分の行動や身内の行動

謙譲語は、相手に対して自分が行動する様子をへりくだる時に使うことが一般的です。

例えば「伺う」にすると行き先にいるお客様や取引先の担当者を立てることになります。

「参る」とする場合は、あなたの話を聞いている人を立てます。

また、社内の人間があなたと同じ行動を取る際にも「伺う」や「参る」を使いますが、上記については、後述する例文とともにご紹介しますね!

「伺う」はひらがな表記の場合も

メールや手紙などの文語で「伺う」と記述する際は、ひらがなで「うかがう」とする場合があるので、覚えておくと便利です。

「うかがう」と表記することにより、柔らかい印象を与えられます。

「行く」の敬語の使い方【例文付きで解説】

それでは、「行く」の敬語の使用例を例文とともに見てみましょう。 

  「行く」の尊敬語を使用例

尊敬語が他者の行動について敬意を表すという意味で使いますので、「○○さんが行く」を尊敬語にするなら「○○さんが行かれる」と表現可能です。

「来る」の尊敬語と表現が同じ

上記でも少し触れましたが、「いらっしゃる」「おいでになる」は「来る」の尊敬語でもあります。 

・A社の会長がいらっしゃった 

・○○さんがおいでになった 

 というような言い方であれば「来る」の尊敬表現ですので、見分けやすいですよ! 

「行く」の丁寧語の使用例

「行きます」は「行く」の丁寧表現です。

上下関係がなくカジュアルな表現から、聞き手によっては敬意を表したようには受け取れないかもしれません。

ですので、ビジネスシーンで取引先など外部の人と話す場合には、 

「はい。国際見本市に伺います」 

「はい。国際見本市に参ります」

 のように後述の謙譲語を使い、へりくだった表現にするのが良いでしょう。

「行く」の謙譲語の使用例

以下の例文は、相手に対して自分の行動をへりくだっている様子を表します。

また前述で触れている、社内の人間や自分の身内が自分と同じ行動を取った場合の謙譲語の文例は以下の通りです。

ビジネスシーンでは社内の人間や身内が自分と同じ行動をする際、謙譲語を使ってへりくだる表現が良く登場しますので覚えておきましょう!

謙譲語の注意事項

まれに相手に対して 「国際見本市に参りますか?」 などと言う人がいます。

謙譲語は話し相手(=あなたや社内の人間・身内)がへりくだるためのものです。

「参る」「伺う」のはあくまでも「話し手=自分」であって、相手をへりくだらせてはいけません。 

相手に対して「~へ参りますか?」のように話者あるいは身内以外の行動に対して使うのは間違いですので、気を付けましょう!

まとめ

「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」といった敬語表現は日本語の大きな特徴で、相手を敬う表現がこれほど豊かな言語は他にないと言われています。

敬語は日本人の「相手を慮(おもんぱか)る気持ちを表現するもの」です。

特に、社会人になるとさまざまな年代・立場の方と話します。

「行く」以外にもさまざまな敬語表現を使う機会が増えますので、できるだけ使い方を間違えないようにしたいですよね。

この記事を参考に、まずは「行く」から敬語をマスターしてみましょう!

 (高橋モータース@dcp)

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