7割の社会人は初任給の額に「がっかり」?! 初めての給料、感想を聞いてみた!

2018/04/29

給料・年収

毎日慣れない仕事に取り組む新社会人にとって、初任給はご褒美のひとつであり、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。アルバイトよりもまとまった金額がもらえるので、期待も弾みますよね。しかし、税金や保険料、残業代や手当などに応じて給料は増減するので、どれくらいもらえるのか明細をもらうまでわかりにくいもの。そんな状況で初任給を受け取った先輩社会人は、その金額にどんな感想を持ったのか、聞いてみました! 初任給をもらった新社会人は、結果を踏まえて心づもりになるかも。

ぶっちゃけ初任給の金額には「びっくり」or「がっかり」のどちらでしたか?

びっくり 92人(31.0%)
がっかり 205人(69.0%)

約7割の人が「がっかり」を選び、多数派になりました。手取りが思った以上に少なかったと思った人が多かったようです。対する「びっくり」を選んだ人も約3割いました。びっくりするほど初任給がもらえると、その後のモチベーションにも繋がりそうです。

その理由や実際にあったエピソードなどを具体的に教えてください。

「びっくり」と答えた人の意見

・中途入社なので低いだろうと思っていたが、思っていたより多かった。何を買ったわけではないが、飲みに行く回数が増えた。実家にいたので実家にお金を入れるようになった。大人になった気がした(男性37歳 アパレル・繊維)
・アルバイトの感覚で働いていたので、額の違いに驚いた(男性/29歳/情報・IT)
・何もしていないのにこんなにもらってよいのかと感じたから(男性/24歳/商社・卸)
・毎日レジしかやっていなかったのに、20万円以上ももらえた。たしかに求人サイトにもそうかいてあったけど、まさか本当だとは思わなかった(女性/25歳/自動車関連)

「がっかり」と答えた人の意見

・もらえる金額の少なさと労働時間の長さが合わず混乱を招くかたちになった(女性/30歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・募集要項の内容よりも引かれる金額が多すぎて困った。旅行積立金、互助会費、組合費などかなりの額だった(男性/50歳以上/医療・福祉)
・初任給はわかっていたが、いざもらってみると、アルバイトの収入より少し多いだけだったので、がっかりした(男性/50歳以上/建設・土木)
・就職が遅かった(20代後半)が、年齢の割には低いと感じた。ただしその後の昇級は比較的早かったように感じている(男性/50歳以上/学校・教育関連)

初任給の少なさにがっかりしたという回答が多数

初任給はあまり多くはないとわかってはいても、実際にもらった金額にがっかりしてしまったという声が目立ちました。業種や職種、年代によっても初任給の相場は変わってくるので、もう少し条件を絞ってリサーチしたほうが参考になるかもしれません。
「びっくり」した人は、学生時代の収入額と比べる人が多い傾向でした。また、「思ったよりもらえてびっくり」ではなく「思ったより少なくてびっくり」という回答者も見られました。

やっぱり初任給に過度の期待はNG?!

ポイント1:税金など差し引かれる金額もあるので、期待しているとがっかりするかも

いかがでしたか? 新社会人の楽しみのひとつでもある初任給は、思ったより税金や保険料、積立金などで給与額より少なくなっている傾向が強いようです。お金の話は人には聞きにくく情報がなかなか得られないもの。今回のアンケートの結果を参考にしながら、最初のうちはあまり期待しすぎないほうが懸命かもしれません。
初任給では、ちょっとしたディナーやプレゼントなど無理のない範囲で、自分へのご褒美や周りの人にお礼をしてもいいですね。社会人として働いた初めての給料、今までの感謝の気持ちをお世話になった人に伝えてみてはいかがですか?

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2018年3月
調査人数:社会人男性143人 社会人女性154人

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