退職の手続きガイド 転職の際の流れと必要書類を知ろう

2018/01/31

対人マナー

退職の手続きガイド

転職などで会社から退職する場合、どんな手続きをする必要があるのか、みなさんはご存じでしょうか? 社会人でも経験がなければなかなか知り得ないことですから、「わからない」という人もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、退職する際に必要な手続きや注意点、必要な書類などについてご紹介します。

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■退職をする際の流れは?

転職などで会社を退職する場合は、一般的に以下のような流れになります。

1.退職の意思を上司や上長に伝える
2.退職日の決定
3.退職届の提出
4.引き継ぎなどの残務処理
5.退職

「退職する」と決めたら、まずは直属の上司に伝えます。その際は必ず口頭で伝えるようにしましょう。退職の意思を伝えるタイミングは、退職を予定している日から2~3カ月前が望ましいといわれています。もし就業規則に定められていれば、その規則に従います。

このときに「退職させてください」というお願いをするための「退職願」を提出しないといけない場合があります。これが受理されれば退職手続きへと進みますが、受理されない場合は会社と退職の交渉をすることになります。

■退職が決まったらやるべき手続き

退職が決まったら、上司と相談して退職日や、それまでのスケジュールを決めていきます。あらかじめ○月○日までに辞めたいと考えていても、残務処理や会社の都合で「別日にできないか」と変更を求められることがあります。

もし転職先が決まっていて、その会社との兼ね合いで変更が難しい場合は無理だと伝えるしかありませんが、もし問題がないのであれば変更してもいいでしょう。

退職日が決まったら、会社から「退職届」の提出が求められることがあります。退職届は退職願と違い「退職します」という届出です。退職する旨と退職日などを記入し、上司に提出します。

退職届は、民法627条では退職日の2週間前までに提出すればよいことになっていますが、一般的には余裕をもって1カ月前くらいに提出するのが望ましいとされています。こちらも、会社の就業規則で提出期限が決まっているのならそれに従います。

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●退職願と退職届の違いや書き方は下のコラムをチェック!
例文付き! 退職願・退職届の書き方とマナー

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退職届を提出したら、次は仕事の引き継ぎなどの残務処理です。会社に迷惑を掛けることがないよう、残務処理は必ず退職日までに終えるようにしましょう。残務処理が終わり、退職日を迎えたら無事「退職」となります。

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