「祈念する」とは? 正しい使い方と例文

2018/05/23

対人マナー

「祈念する」とは

「祈念する」とは?


「祈念する」とは主にビジネスシーンで相手の健康や反映を願う際に使う言葉です。「祈念」とは『広辞苑 第六版』によると「祈り念ずること。いのり。祈願。」(『広辞苑 第六版』P.695より引用)とあります。手紙の結びの文言として「みなさまのご健勝をお祈りします」といった表現を用いることがありますが、「祈念」はこの堅い言い回しと言えるでしょう。

「祈念する」という言葉は日常会話ではあまり使われることはありませんが、ビジネスシーンでは定型のフレーズとしてよく使われます。今回はこの言葉の正しい使い方を例文付きでご紹介します。

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「祈念する」を使うビジネスシーンとは?


「祈念する」はビジネスシーンでは、あいさつ状で使われることが多い表現です。普段からやりとりのある担当者同士のメールではこのような堅いあいさつは省略して、簡潔に要件を伝える方がスマートです。就職希望者への断りの文言としてよく使われます。

その他には、締めのあいさつで用いられることもあります。表現としては堅い部類になりますので、仲よしグループの普段の飲み会などで使われることは少ないでしょう。部署全体の新年会・忘年会、仕事上の大きい成功の後の祝勝会等、よりフォーマルなあいさつで使われることが多いですね。

かしこまった表現ですが、使い方は簡単です。「〇〇をお祈りして」と言うところを「〇〇を祈念して」と言い換えるだけです。以上を踏まえ、年賀状、締めのあいさつの例文をご紹介します。


「祈念する」を使った年賀状の【例文】

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謹んで新春のご祝詞を申し上げます
昨年中は格別のご厚情にあずかり、
誠にありがとうございました。

貴社のますますのご発展を祈念しますとともに、
本年もなおいっそうのお引き立てを賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。

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締めのあいさつの【例文】

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宴もたけなわではございますが、
そろそろ終了のお時間となりました。
ご指名にあずかりました〇〇と申します。
僭越(せんえつ)ながら締めのごあいさつをさせていただきます。

本日はお忙しい中、祝勝会にご参加いただき
誠にありがとうございました。

それでは、お集まりいただきました
皆さまのご健康と今後ますますのご活躍を祈念して、
一本締めで締めさせていただきます。

(一本締め)

ありがとうございました!
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「祈念する」という言葉の意味について解説しました。ビジネスメールやあいさつは社会人の常識・マナーです。今回ご紹介した「祈念」は覚えておいて損のない言葉です。まずは上司や取引先に送る年賀状・あいさつ状の文面に取り入れてみてはいかがでしょうか。かしこまった表現になり、文章がぐっと締まる効果がありますよ。

(藤野晶@dcp)


※2018年12月20日一部内容を修正しました。

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