宴会での司会進行のコツ! デキる幹事になるには?

更新:2019/10/28

飲み会・宴会

宴会での司会進行のコツ

忘年会、新年会など、社会人になると大勢が集まる宴会に出席する機会が増えてくるものです。社会人の宴会は単に楽しむのが目的ではなく、大学時代のノリで司会を引き受けてしまうと大変なことになります。今回は、社会人向けの「宴会での司会進行のコツ」をご紹介します。

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■宴会の司会の役割

会社の宴会での司会の役割は、宴会の進行をスムーズに行うために仕切ることです。あいさつをする人がいれば紹介し、余興があればアナウンスをします。単に「次は〇〇です」と言うだけではなく、出席者が楽しめるような話し方や雰囲気づくりも求められます。

宴会の幹事が司会を兼任することもありますが、幹事の仕事は会場の手配や出席者の確認、会場とのやりとり、会計などの裏方です。司会の仕事は、宴会本番を滞りなく進行させることです。料理が提供されるタイミングやタイムスケジュールの確認も必要になりますので、幹事と兼任しない場合でも幹事との密接なやりとりが必要です。

■宴会の司会をするにあたっての事前準備

司会が必要な宴会の場合、突然「今日新年会することになったから、司会お願い」などと頼まれることはありません。人数の調整や会場の選定などを含め、1カ月ぐらいは準備期間があるのが一般的です。本番で失敗しないように、可能な限りは準備を整えておきましょう。事前の準備では、以下のようなことに注意しましょう。

●あいさつ・スピーチをする人の確認
大きな宴会では、開会のあいさつ、乾杯の音頭、中締めのあいさつといったように、何人もの人があいさつをします。また、送別会や歓迎会ではあいさつをする人以外にも、スピーチをする人がいます。司会は、そのような全体に向けて話す人を紹介する役割があります。

一般的には当日しゃべる人への根回しは幹事が行いますので、幹事にその人の名前、所属部署、役職などを確認しておきましょう。また、来賓にスピーチをお願いしている場合もありますので、同様に相手の会社名、氏名などを確認しましょう。

●当日のプログラムの確認
司会を頼まれたら、あいさつ・スピーチをする人の確認と同時に、当日の流れについても幹事に確認しておきましょう。宴会の最小構成は以下のような流れになるところが多いようです。ゲストのスピーチや余興などはこの中に入れていきます。大まかでもタイムテーブルを作っておくといいでしょう。

1.開会
2.開会のあいさつ
3.乾杯
4.会食・歓談
5.中締め
6.閉会

お決まりのあいさつ以外の企画、タイムテーブルなどが確定したら、簡単な台本を作っておきましょう。気を付けておきたいのは、当日あいさつやスピーチで紹介する人の名前です。名前を間違えてしまうと大変失礼になりますので、読み仮名を振っておきましょう。

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