体調を気遣うメールの書き方と例文 さりげない気遣いの言葉とは?

更新:2022/02/08

電話・メール

体調を気遣うメールの書き方と例文

会社の内外を問わず、普段お世話になっている人が体調を崩して休むということがあります。そんなとき、さりげなく相手の体調を気遣うメールを送ると喜ばれます。「気配り・気遣いのできる人」というプラスの印象にもなる「体調を気遣うメール」についてご紹介します。

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■「ご自愛ください」は便利だけど、使えない場面も?

手紙・メールの締めの言葉として使われる「ご自愛ください」という言葉があります。これは「自分の体を大切にしてください」という意味で、性別や上下関係を問わずに使える便利なフレーズです。しかし、すでに体調を崩している相手を気遣う言葉としては不適切なのです。そのような場合は「お大事に」等、別の言葉で締めましょう。

また「ご自愛ください」の間違った使い方で「お体ご自愛ください」というものがあります。「自愛」には「お体をお大事に」という意味が含まれていますので、重複表現になります。「くれぐれもご自愛くださいませ」とまとめるのがいいでしょう。

■体調を気遣うメールのポイント

●相手の状況により、文面も変わる

風邪等の軽い症状で休んでいる相手にあまり仰々しい内容の文面を送るのも、入院するほどの重い症状の相手に軽く接してしまうのも、場違いになってしまいます。ですから、気遣いのメールを送る前に、相手がどんな状況なのか、ある程度知っておいたほうがいいでしょう。

●予定の変更等は相手に気を遣わせないように

打ち合わせの相手が体調不良で日程の再調整を申し入れてきたとします。本当は回復したらすぐにでも対応してほしいとしても、そのようなことは書かないのが気遣いです。「ごゆっくり養生なさってください」等と書いてあれば、相手も安心して休めますね。

●とにかく相手を気遣う内容で

取引先の担当者が入院したとしても、病院にお見舞いに行かないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。「わざわざお見舞いなんて」と思ったとしても「お見舞いに行くとかえってご迷惑かと思い」等と書きます。こうすることで気遣いがあったと思わせる効果があります。もちろん、相手との関係や状態によっては実際にお見舞いに行くのがいいでしょう。

以下は「体調を気遣うメール」の例文です。相手の状況によって、自分でアレンジしてみましょう。定型文そのもののメールよりも、書いた人の生きた言葉が伝わるメールの方が喜ばれますからね。

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