年賀状で引っ越しを報告するときの書き方は? 例文と注意点

更新:2018/11/06

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●引っ越ししたことがわかるように書く

年賀状を書くとき、文面をパソコンで作ったり、印刷された年賀はがきに手書きでひと言添えるという人が多いのではないでしょうか。その際「引っ越ししました」と書いておけば、相手にその旨が伝わります。

新住所だけを書いて出すと、自分が引っ越ししたことに気付かれない可能性があります。翌年の年賀状を出す際、新しい住所を見ながら書いてくれればいいのですが、パソコンで住所録を管理している等の場合には古い住所にそのまま送ってしまうかもしれません。引っ越ししたことを確実に伝え、新しい住所を認識してもらいましょう。

●写真を使う場合

デジカメやスマホで撮影した写真を年賀状に使うと、オリジナリティーが出せますね。新居で撮った写真で年賀状を作れば、分かりやすい引っ越しのあいさつになります。特に新居を建てたような際にはいい記念にもなるでしょう。建物を写したくないのであれば、窓から見える景色の写真というのもいいでしょう。

●引っ越ししてから日数がたっている場合

一般的に、あいさつ状は遅くとも引っ越ししてから2カ月以内に出すのが礼儀と考えられています。つまり、10月以降の引っ越しであれば年賀状とあいさつ状を兼ねても問題ありませんが、9月以前に引っ越ししていた場合には報告が遅いということです。失礼をしているのですから、不義理をおわびする言葉を書き加えておきましょう。

●年明け以降に転居の予定がある場合

近いうちに引っ越しの予定があり、住所も分かっているのであれば、その旨を書いておくといいでしょう。来年は新住所でのやりとりになりますので、自分の住所は新しい住所を書きましょう。引っ越しのあいさつは、正式にはあいさつ状で伝えるものです。仕事の取引相手や目上の人には、後であいさつ状を送るのを忘れないようにしましょう。

引っ越しした際のあいさつを兼ねる年賀状は以下のように書くといいでしょう。出来合いの年賀はがきを使う場合も、必要な部分は手書きで書き加えます。

■引っ越しした際に送る年賀状【例文】

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あけましておめでとうございます
旧年中はお世話になりました。

私事で恐縮ですが、
昨年4月に下記の住所に転居しました。
ご報告が遅くなりましたこと、おわびいたします。
お近くへお越しの節はぜひお立ち寄りください。

2018年元旦
(新住所)
学窓太郎
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引っ越した際の年賀状の書き方をご紹介しました。最近は年賀状を出さないという人も増えています。親しい友人でもお互い住所は知らないということがあるかもしれません。とはいえ、何かあったときには連絡先が必要になることもあるでしょう。年賀状をきっかけに、住所を教え合ってみてはいかがでしょうか。

(藤野晶@dcp)

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