研鑽とは? 自己研鑽の意味と使い方を例文で確認しよう

更新:2021/11/18

ビジネス用語

「研鑽」という言葉を目にしたことがあっても、読み方が良くわからないということもあるのではないでしょうか。

「研鑽」は「けんさん」と読み、「自己研鑽(じこけんさん)」という四字熟語などでビジネスシーンでも多用されます。

キャリアアップやビジネスの中で成功した人に話を伺うと、時に「自己研鑽(じこけんさん)が大事ですね」といった発言を聞くこともありますよね。

何となく意味は分かっても、自分で使う時に正しく使えているかどうか気になるものです。

そこで今回は「研鑽(けんさん)」や「自己研鑽(じこけんさん)」の意味や言葉の使い方、よく使うシチュエーションについて例文を交えながらご紹介します。

「研鑽」の意味とは?


「研鑽」は「けんさん」と読みます。

「鑽」という漢字は日常では使う機会が少ない「常用漢字以外」というくくりであることから、ひらがな読みにした「研さん」と表記されることも。

そのため、「鑽」という漢字を無理に覚える必要はありません。

「研鑽(けんさん)」という漢字を細かく見てみましょう。

「研」には「物の道理を調べる、究める」という意味があり、「鑽(きり・たがね・さん)」という漢字にも「物事を深く究める」という意味があります。

同じ意味が2つが組み合わさった「研鑽(けんさん)」は『広辞苑』『大辞林』によると以下のように意味が記されています。

『広辞苑』での「研鑽」

『大辞林』での「研鑽」

研鑽を使った例文

研鑽という言葉を使う場合『広辞苑』『大辞林』にあるように「知識や経験などを身につける」場面で使うことが一般的です。

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「自己研鑽」という四文字熟語の意味

ビジネスシーンで多用される「自己研鑽(じこけんさん)」。

「自己研鑽(じこけんさん)」は「学問などを深く究めるために自分を磨くこと・究めるために自分で努めること」という意味で使われています。

上記で示した「学問などを深く研究すること」を意味する「研鑽(けんさん)」に、「自己」が頭に付いているのが四文字の言葉「自己研鑽(じこけんさん)」です。

研鑽を使った四字文字の言葉

研鑽(けんさん)を使った四文字の言葉は「自己研鑽(じこけんさん)」だけではありません。

以下のように「研鑽(けんさん)」を用いた四文字の言葉がいくつかありますので、参考にしてみてください。

「自己研鑽」の使い方は? どのように使う? 例文を紹介!

自己研鑽という言葉はビジネスマンのインタビュー記事や人事考課の際など、様々なビジネスシーンで遭遇する言葉です。

「自己研鑽(じこけんさん)」の場合は「自己研鑽を図る」「自己研鑽を怠らない」「自己研鑽に努める」などといった使用方法が一般的です。

例文を把握しておくことで、いざという時に役立つだけでなく、上司から一目置かれる存在になれるかもしれません。

自己研鑽の例文

上記の例文のように「自らの知識やスキルを向上させるよう、自分で努力すること」を表現する際に用いることをオススメします。

▼自己研鑽になる? 社会人が読むべき本はこちらから

社会人が読むべきおすすめの本30選! 先輩社会人が厳選

まとめ

研鑽(けんさん)という言葉から「自己研鑽(じこけんさん)」の意味や使い方について例文を通してご紹介しました。

どのようなシーンにおいても、人に教えを請うばかりでは頼りないと思われてしまう可能性があります。

自分で知識や経験などを身につけることは、大学生活でもさまざまな場面で必要になりますが、社会人になってからも重要です。

日々の生活から自己研鑽(じこけんさん)の姿勢を忘れないよう、学生生活や新社会人生活を過ごしましょう!

 (高橋モータース@dcp)

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