お彼岸とは? 2017年春・秋のお彼岸期間・お墓参りの作法をチェック!

更新:2018/11/06

社会人ライフ



「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を聞いたことがある人はいるかと思いますが、「お彼岸」について詳しく説明できる人はどのくらいいるのでしょうか? なんとなく言葉を知っていてもいざ「お彼岸とは」と聞かれると言葉をにごしてしまう人が多くいそうです。今回はそんなお彼岸の意味と、2017年のお彼岸の期間、実際に使えるお墓参りのマナーを紹介します。

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■そもそもお彼岸とは?

「三途(さんず)の川」はご存じでしょうか? 三途の川は、いわゆる「あの世」と「この世」の間にあると言われている川のことです。仏教では、三途の川を挟んで、私たちが住んでいる世界のことを「此岸(しがん)」といい、仏様の住む川の向こう側の世界を「彼岸(ひがん)」といいます。此岸は三途の川の東側、彼岸は西側に位置するとされています。

もともと彼岸とは「あの世」のこと。これが「お彼岸」の行事の名前にもなりました。行事としての「お彼岸」というのは、春分の日、秋分の日を中日として、その前後3日間の計1週間の期間を指します。ですので、お彼岸は1年に2回あるのです。また、それぞれの初日を「彼岸入り」、終日を「彼岸明け」といいます。2017年では、以下のようになります。

●2017年春のお彼岸

彼岸入り……3月17日
中日……3月20日(春分の日)
彼岸明け……3月23日

●2017年秋のお彼岸

彼岸入り……9月20日
中日……9月23日(秋分の日)
彼岸明け……9月26日

春分の日、秋分の日は、1日の昼と夜の時間が等しく、太陽は真東から昇り、真西に沈んでいきます。このため、1年を通じて彼岸と此岸が最も通じやすい日であると考えられるようになり、このお彼岸の時期にご先祖の供養をするようになったということです。

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