【お葬式の必須マナーと基礎知識】服装、挨拶、香典などのマナーから当日の流れも解説

更新:2019/08/06

対人マナー

お葬式は急に訪れるもの。そのため、普段から即対応できるようにしておきたいものです。その上、厳粛かつ神妙な場なので、なおさらマナーは把握しておきましょう。普段から何を準備しておくかを踏まえ、とっさに連絡が入った場合でもすぐに間違いなく対応できるよう、今回は服装や挨拶、香典など、お葬式のマナーと基礎知識を紹介していきます。

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■お葬式の流れと事前準備

まず念頭に置いておきたいのは、基礎は同じとして細かいところは「地域や宗派によって違う」ということ。最低限のマナーと知識を持ったうえで、故人の住まいの慣例、故人の宗派を把握し、事前に調べておくことも大切です。
そして、お通夜は翌日、葬儀・告別式は翌々日。夜18:00~19:00頃に始まり、葬儀・告別式に関しては昼11:00~11:30頃からという場合が多いでしょう。現在は、ほとんどが葬儀と告別式をほとんど同時に行っています。しかし、本来は役割が別です。
大切なのが事前準備。日頃から整えておきましょう。事前準備は以下の2点です。

1)お葬式にふさわしい服装・髪型
参列者は喪服やダークスーツの着用が基本。その他、性別に応じて確認してみてください。

<男性の服装・髪型のマナー>
黒の無地スーツ、黒ネクタイ、タイピン無し、白ワイシャツ、黒靴下。黒の革靴、黒の合皮革靴で装飾がないシンプルなものを選びましょう。

<女性の服装・髪型のマナー>
黒の無地ワンピース、黒スーツ、黒ストッキング、靴は黒の布製か革製で高すぎないヒールのパンプスが無難です。

女性で注意したいのは、タイツを避けるということ。また、透ける素材や光沢のある素材は、服や靴すべてにおいて避けることです。アクセサリーは結婚指輪のみ、もしくは真珠のネックレスやブラックの石のものであれば問題ありません。ただし、真珠など連なるような2連になっているものは避けましょう。

また、髪型も気をつけたいポイントの1つ。マナーについて基本は男女同じですが、十分注意するようにしてください。

<髪の色のマナー>
故人を偲ぶ気持ちを表すために、明るい髪色はNG。黒く染めるかその日だけでもスプレーで黒にしていきましょう。

<パーマはあり?>
華やかな印象を与えるパーマは実のところNG。ふさわしくないとされています。ロングの場合はひとつにまとめる、短い場合はピンで押さえるなどして、極力パーマを抑えるように工夫してください。

<髪の長さについて>
ロングヘアーでそのまま参列することは避けましょう。後ろでひとつに括る、もしくはお団子にしていきます。サイドの耳まわりもすっきりさせ、まとめるときにおくれ毛など出ないように注意してください。結ぶ位置も、耳より下で結びます。なお、男性は上記に合わせて髭も剃って参列しましょう。

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