タクシーの上座、下座とは? タクシーに乗るときの基本マナーをチェック!

更新:2019/08/06

対人マナー

これから新社会人になるみなさんは、新生活の準備を始めていると思います。社会人になってから恥をかかないよう、今のうちに社会人に必要な基本マナーを学んでおきましょう。これがスマートにできれば、上司や先輩からも「お前はわかっているな」と一目置いてもらえるかもしれませんよ。

今回は上司に同行してもらうときや、接待などでお客様と一緒に乗車することも多いタクシーでのマナーをご紹介します。よく聞く上座、下座についても知っておきましょう。マナーを知らないと気づかないうちに相手に失礼な行動をとってしまう可能性も。毎回バタバタしてかっこ悪い振る舞いにならないようにしっかりとマナーを身に付けておきましょうね。

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■よく聞く上座下座とは?

サークルの飲み会などでも学生時代には上座下座について認識していない人も多いのではないでしょうか。飲み会などでは手前の位置にいるようにしているというあなたは自然と上座下座を理解できているかもしれません。
今回ご紹介するタクシーだけでなく、飲み会の場、会議室、披露宴会場など、席がある所には全て上座下座が存在します。その昔、家臣が自分の主君を侵入者から守るために入り口の近くにいたことの名残とも言われています。

■タクシーの上座下座のマナー

タクシーの上座下座は以下のような順番になります。
1番の上座は運転手の後ろ、その次が運転手の対角線となる左側の座席、その次が1番と2番の間、1番下座は助手席となります。安全面などを考えると運転席の後ろが上座というのは納得ですね。間違っても自分が先に乗り込まないように注意しましょう。

また、新社会人であれば自分が助手席に座ることも多いと思いますが、助手席での役割があります。

◯助手席での役割

・道順の説明、ナビゲーション
1番下がナビゲーションしやすい助手席に座り、お客様や上司に手間をかけずにナビゲーションを行いましょう。

・支払い
支払いは手間をかけず部下、もしくは後輩が実施するものです。助手席であれば金銭の授受も1番行いやすいので、メーターの状態を見ておき、さっと支払えるよう準備しましょう。通常支払いは上司がしてくれそうな印象ですが、それは飲食店などの場合が多いです。タクシー料金の場合は基本的に部下や後輩が助手席に乗り、上司たちは先に降りて待つ形になります。

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