学生とはどう違う? 一人暮らし社会人の生活費の平均を計算してみた

更新:2017/06/09

お金の知識

これから社会人生活をスタートさせる人にとっては、生活費が1カ月にどれくらいになるのかは大いに気になるところでしょう。そこで今回は、各省庁が発表している全国平均などを参考に、社会人一人暮らし世帯の生活費を調べてみました。また、大学生とはどう違うのかもまとめてみましたので、ご紹介します。

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■実はギリギリ! 基本的な生活費だけで約16万円以上!

一人暮らしをする際、生活費の大部分を占める要素が「家賃」です。これは大学生でも社会人でも変わらないでしょう。

家賃は地域によって大きく変わります。例えば東京に住む場合は、中心部に近いほど家賃は高く、ワンルーム物件でも10万円近い物件がゴロゴロあります。ですが、みなさんが社会人になって一人暮らしを始めるのが都内とは限りませんので、今回はワンルーム物件の全国平均家賃を参考に計算してみました。

『全国賃貸管理ビジネス協会』が月ごとの各都道府県の平均家賃を出しており、2016年10月のワンルーム物件の全国平均賃料は「4万9,619円」となっています。ちなみに東京都の平均は6万9,117円。全国平均よりも2万円も高い金額です。もし東京都で一人暮らしをするならば、プラス2万円を覚悟しないといけないようですね。

次は電気・水道・ガス・通信費、そして食費といった、日々の生活に欠かせない要素。総務省が30万人以上の一人暮らし世帯を対象に調査を行っており、その結果によると、一人暮らし世帯の1カ月当たりの料金の平均は、

・電気代……5,565円
・ガス代……3,307円
・上下水道料……2,029円
・情報通信関係費……7,890円
・食費……3万8,539円

合計……5万7,330円

となります。

次のページ服や娯楽、医療費を含めた生活費は?

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