金融業界で使われることの多かった「リスクヘッジ」ですが、ビジネスのシーンでも取り入れられるようになっています。
リスクヘッジとはどういう意味なのか、どのようなシーンで使うものなのか、例文とともに確認してみましょう。
▼こちらもチェック!
メンターを見つけよう!「あなたを伸ばしてくれる指導者タイプ」診断
リスクヘッジは、危険を回避するという意味で使われます。「リスク」には危険、ヘッジには「回避」という意味があります。
あえてリスクを選ぶことを「リスクテイク」と言いますが、リスクテイクと相反する意味で使われる用語ということになりますね。
リスクヘッジと言おうと思って「リクスヘッジ」と言ってしまったり、文書に「リクスヘッジ」と打ってしまう人がいますが、言い間違いです。
ついやってしまいがちなので注意しましょう。
リスクヘッジという言葉は、もともと金融業界でよく使われていた言葉です。主に分散投資のことをリスクヘッジと呼んでいました。
例えば、株式投資を行う際、1つの投資先にのみ投資してしまうと、株価が下がったとき、その分だけ損が生まれてしまいます。しかし、複数の投資先を開拓した場合、同じ投資資金をつぎ込んだとしても、株価が下がるところもあれば、上がるところもあるので、大きな損をするリスクを軽減することができるのです。
リスクヘッジは和製英語です。英語でリスクヘッジを表現したいときは、
といいます。
リスクヘッジは、単にヘッジと表現されることもあります。
これは、英語でも日本語でも同じです。
日本のビジネスシーンでは「リスクヘッジ」と言われることが多いですが、稀に「ヘッジ」と略する人がいますので、併せて覚えておきましょう。
リスクヘッジとリスクマネジメントの違いは、
です。
リスクマネジメントは、危機管理体制のことと覚えておけば間違いありません。
リスクヘッジと一緒に使われることが多いビジネス用語の意味について紹介します。
の3つが特によく使われるので簡単に意味を把握しておきましょう。
ペンディングは、「先送りにする」「後日再度検討する」といった意味で使われます。
のように使います。
ビジネス用語の「ステイ」もリスクヘッジと一緒に使われることが多いです。
のように、「保留というほど長い時間ではないけれど、待つ」という意味で使います。
バッファは、「余裕を持たせる」という意味で使われます。
のように使います。
リスクヘッジの言い換え表現にはこのようなものがあります。
リスクヘッジとそのまま使った方がいいケースも多いですが、ビジネスライクではない場で使う場合は言い換えた方が無難でしょう。
リスクヘッジがどのようにして使われるものなのか例文で確かめていきましょう。
例文は、金融業界で使われていたもともとのリスクヘッジの使い方です。もちろん現在でも投資においてリスクヘッジという言葉は使用されています。
情報源が正しいか、情報源に誤りはないかなど、社外に発信を行う際の例です。
リスクヘッジという言葉が付くことによって、よりビジネスにおいての重要性が増しますね。チームで意識して行動してもらいたいときなどに使用できます。
リスクヘッジという言葉は、プレゼンテーションや社内会議はもちろん、日常生活においてもよく使う言葉です。
さまざまなシーンで使える便利なワードなので、ぜひ取り入れてみてください。
関連キーワード:
2023/01/11
2022/12/27
【見た目やイメージを思い切って変えてみる!】結成10年目に改名を行って大ブレイク、お笑い芸人コンビ「コットン」の形から入ることの大切さとは? #Rethinkパーソン
2022/12/26
【壁は扉だ!】フィリピン留学の仕掛人、スクールウィズ代表・太田 英基の視点。ピンチをチャンスに変えるアフターコロナの次なる一手とは? #Rethinkパーソン
2022/12/22
「コンプレックスを強みに変える!」強み発掘コンサルタント・土谷 愛さんのRethink術とは? #Rethinkパーソン
2022/12/19
【変態性を磨け!】「地元サイコゥ!映像祭」を企画したクリエイティブディレクターに聞く、視点を変えて映像作品を生み出す方法 #Rethinkパーソン