契約社員と派遣社員・正社員の違いとは? 働き方とメリット・デメリットを比較!

更新:2018/01/31

ビジネス用語

◆契約社員と派遣社員の違いとは?

契約社員と派遣社員の大きな違いは、雇い主が誰かということです。契約社員は実際に勤務する企業に雇われることになりますが、派遣社員は派遣元の人材派遣会社に雇われます。そのため、仕事の内容や勤務条件などの交渉については契約社員は勤務先と直接交渉するのですが、派遣社員の場合は派遣元に派遣先との交渉をしてもらうことになります。また、仕事内容については、派遣社員の場合は契約時に定められた業務のみを行うことになるのに対し、契約社員は派遣社員よりも幅広い業務を行うことになる傾向にあります。

◆契約社員と派遣社員どちらがいい? それぞれのメリット・デメリット

契約社員と派遣社員どちらがいい? それぞれのメリット・デメリット

派遣社員として働くメリットは、派遣契約が終了しても人材派遣会社が次の派遣先を紹介してくれる、ということです。これに対し、契約社員の場合は自分で次の就職先を探す必要があります。また、待遇面については派遣社員の方が契約社員に比べ時給が割高なことが多くなっています。ただし、契約する企業や仕事内容によっては契約社員の方が待遇がよいケースもあります。

次に、派遣社員のデメリットとしては、交通費が時給に含まれることが多い、ということが挙げられます。契約社員の場合は交通費は別途支給されることが多いのですが、派遣社員の場合は交通費は支払われないか一部のみしか支給されないことがほとんどです。さらに、一般的に派遣社員の方が契約社員よりも人員整理の対象になりやすく、雇用がより不安定であると言われています。

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