入社1年目で転職ってアリ? そのメリット・デメリットを解説!

更新:2019/10/28

社会人ライフ

◆転職する際の注意点とは?


入社1年目で転職するデメリットのほかに、退職するにあたって注意すべきポイントもあります。まず社会保険に1年間以上入っていないため、失業保険が発生しません。また会社の規定にもよりますが、まず間違いなく退職金ももらえません。多くの場合、ある程度の勤続年数がなければ退職金は発生しないのです。退職してから転職を考えるとなると、収入が全くない中で職探しをすることになります。入社1年目で転職する際には事前にそういった現実を鑑み、あらかじめ対策を立ててから退職に踏み切るようにしましょう。

◆入社1年目での転職を成功させるポイント

社会人としての経験を1年間経たとはいえ、入社1年目で退職してしまってはその業界や仕事についての十分な理解を得ることは難しいでしょう。しかし新卒の歳とまったく同じように就職活動を行っても勝手が違います。そこで職務経歴書の書き方を教えてくれたり、模擬面接を行ってくれたりする転職エージェントなどのサービスを活用するという手もあります。
1年目で退職、転職した理由をしっかりと認識し、状況を改善するための手立てとして転職活動を進めれば、第二新卒であるという事実はプラスに働いてくれるでしょう。

◆さいごに

入社1年目であっても、一度は入社した会社を辞めるということは社会人としてそれなりの責任が伴う行為です。もちろんやむを得ない場合もありますが、すべての人事関係者が第二新卒をもろ手を挙げて歓迎するわけでもありません。大切なのは自分自身にも何かしら至らぬ点があったゆえに無理があったのだと認識し、その事実をきちんと受け止めることです。そしてそれを糧に精一杯頑張っていきたいという想いを転職先に伝えましょう。

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文・学生の窓口編集部

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