「ご足労おかけしますが」「ご足労頂き」の正しい意味と使い方【例文付き】

2018/02/19

ビジネス用語

■上司や顧客に対するクッションとしても使える


「ご足労おかけしますが」という表現にある「ご足労」は本来は歩く、行く、来るといったものですが、目上の人が行う行為全般を示すケースもあります。その意味を利用して、たとえ歩く、行く、来るといった行為に重点が置かれない場面でも使用できるのが「ご足労おかけしますが」という表現です。

最も有用なのは上司や顧客とのコミュニケーションにおけるクッション言葉としての活用です。上司にわざわざ現場の視察に来てもらったり、会議への出席や交渉の場への隣席を依頼したりする場合に、「ご足労おかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます」と伝えるといいでしょう。また、顧客に対して店舗への再来店を要求しなければならない場面もしばしばあります。そのような際に「ご足労おかけしますが、この日以降に再度ご来店いただけますか」という使い方ができるでしょう。

このようにクッションとなる言葉を利用すると相手の印象が格段によくなります。実際の負担が来ることにあるか、その後に必要になる会議や交渉などの行為にあるかにかかわらず使用できるクッション言葉として「ご足労おかけしますが」を利用していくといいでしょう。

■「ご足労おかけしますが」の例文をチェック!


「ご足労おかけしますが」は本来の意味の都合上、相手がわざわざ出向いてくれるというビジネスシーンでの利用が基本となります。どのような言い回しがあるかを知って覚えておくとすぐに使用できるようになるでしょう。

<例文>
・(来社前)「ご足労おかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。」
・(来社前)「ご足労おかけしますが、弊社へのご尽力を決断して下さいまして御礼の言葉もありません。」
・(来社後)「この度は弊社にご足労いただきまして恐縮です。」
・(来社後)「本日はお足元の悪い中、ご足労いただきましてありがとうございます。」

基本形としてまず覚えておくといいのが「ご足労おかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます」という表現であり、ビジネスメールのやり取りの最後によく用いられる表現です。あるいは直接会話しているビジネスシーンでも、イベントへの参加の承諾を得たり、後日に会社まで来てもらえる交渉に成功した際にはよく用いられます。

また、協力を得られて後日に会社まで来て指導をしてもらえるといった場合には「ご足労おかけしますが、弊社へのご尽力を決断して下さいまして御礼の言葉もありません」という表現も可能です。

一方、実際に来てもらった場合には少し表現を変える必要があります。基本形となるのが「この度は弊社にご足労いただきまして恐縮です」という表現です。

また、雨の日に来ていただいた方に対して「本日はお足元の悪い中、ご足労いただきましてありがとうございます」という表現も活用できるでしょう。パターン化していくつかをすぐに口にできるようにしておきましょう。

■「ご足労おかけしますが」「ご足労頂き」の意味と使い方 まとめ

「ご足労おかけしますが」や「ご足労頂き」といった、「ご足労」を使った表現の意味と使い方について解説しましたが、いかがでしたか? 「ご足労おかけしますが」や「ご足労頂き」は、ビジネスでお世話になる相手への気遣いや配慮を表す大切な言葉です。ぜひ意味と使い方、使い分け方をしっかり押さえてスムーズに使えるようにしましょう!

▼よく使われるビジネス敬語の意味をチェック!
「ご教示願います」
「ご健勝」
「時下ますます」
「僭越ながら」
「とんでもございません」

もっと見る

文・学生の窓口編集部

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ[PR]

注目キーワード

ビジネス用語の人気記事ランキング

  • 新生活準備応援クーポン特集


    ピックアップ [PR]