社会人のスーツの選び方は?何着必要? スーツに関する基礎知識を知ろう

更新:2018/02/19

身だしなみ・ビジネスアイテム

社会人のスーツの選び方、買い方

厳しい就職活動を乗り越え内定を得た後は、いよいよ社会人生活が始まります。入社日までは、きっと期待と不安が入り混じった日々を送ることでしょう。

社会人の経歴が始まる第一歩を踏むとき、大切なのは、社会人の代名詞とも言えるスーツ。スーツは社会人としての第一印象を決めると言っても過言ではないので、準備を怠ることはできません。

それでは、これから毎日のように着るスーツの選び方はどのようにすれば良いのでしょうか。また、何着くらい必要なのでしょうか。今回は、社会人が最低限知っておくべきスーツに関する基礎知識を解説します。

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■新社会人は何着スーツを用意するべき?

社会人になるにあたって悩むのが、スーツを何着買うべきかという悩みですよね。そこで、まず新社会人になるみなさんに、入社までにスーツを何着買ったかを聞いてみました。

新社会人は何着スーツを用意するべき?

第1位 3着 44人(37.3%)
第2位 2着 38人(32.2%)
第3位 1着 17人(14.4%)
第4位 買う予定はない 10人(8.5%)
第5位 4着 5人(4.2%)

●第1位 3着

・スーツは使いまわしたほうが長く持つから(男性/22歳/大学4年生)
・スーツは毎日着るものだから持っていて損は無いと思う(女性/22歳/大学4年生)
・先輩が3着と言っていたので。また金銭的理由で少しずつ買い足したいから(女性/22歳/大学4年生)

●第2位 2着

・とりあえず2着でそれからまた買い足して行く(男性/22歳/大学4年生)
・まずは、2着で様子を見ようと思うから(男性/22歳/大学4年生)
・叔母がプレゼントしてくれると言っていたから(女性/22歳/大学4年生)

●第3位 1着

・余分なものはいらない(女性/22歳/大学4年生)
・それで十分だと思うから(男性/24歳/大学院生)
・徐々に買い揃えていきたいから(男性/24歳/大学院生)

やはり、まずはスーツを3着買って着まわす人が多いという結果に。やはり使いまわしたほうが痛まない、毎日着るものだから複数持っていたいという人が多数でした。

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年2月
調査人数:入社後スーツ着用が必須の新社会人男女118人(男性76人、女性42人)

■スーツは単なる仕事着ではない

スーツは社会人とって、単なる仕事着ではありません。新入社員として第一印象を決めるとても重要なアイテムです。新入社員としての振る舞いはもちろんのこと、スーツで身なりをきちんと整えておかないと、新入社員としての低い評価を得てしまいかねません。

会社の上司や先輩たちも、社会人の最初のステップを経験してから仕事の実績を徐々に積んでいき、今それぞれのポジションにいます。上司や先輩社員たちは、自らの新入社員時代の経験と照らし合わせて、あなたの新入社員としての度量がいかなるものか一目見てわかってしまいます。スーツの着こなしひとつとっても、新入社員としてのあなたが将来有望な社員となるのか、そうならないのか、上司や先輩社員にはすぐに伝わってしまうものです。

また、少しずつ仕事に慣れてくると、先輩社員とともに取引先との交渉に出向く機会も出てくることでしょう。そのとき、新入社員とはいえども、あなたも自分の会社の看板を背負った「顔」となるわけですから、あなたの第一印象そのものが、取引先に与える自社のイメージに直結します。

ですから、スーツで身なりを整えておかないと、自分の会社のイメージダウンにもつながりかねません。きちんとした第一印象を取引先に与えないと、取引そのものの成否にもかかってくる可能性もあるのです。

■スーツは消耗品。一張羅よりもローテーションが重要

スーツは社会人として毎日のように着るので、いわば消耗品です。新入社員のうちは、荷物を運んだり掃除をしたりするなど、体を動かすような仕事が多いので、特に消耗が激しくなります。もちろん、そういった仕事こそきちんとこなせるかどうかが新入社員として将来の成長の鍵を握っています。決して怠らないようにしましょう。

ですので、社会人の場合、スーツは一着だけでは足りません。たった一着で仕事に臨んだら、擦り切れてしまったときなどに困ります。入社までに最低でも2着は準備するといいでしょう。

なお、あなたの第一印象を周囲に与えるのですから、ほこりやフケがついてないか常に気を配り、スラックスの折り目はきちんと入っているか毎日チェックすることも忘れずに

もちろん、就職活動で着用したリクルートスーツも毎日のローテーションに入れることができます。複数のローテーションで、過度の消耗を防ぐことが大切です。

給料が支給され少しお金に余裕が出てきたら、新しいスーツをふやして、毎日の身だしなみを整えていきましょう。選ぶ際は、値段の張る一張羅で一着を固めるよりも、安っぽさを感じさせない程度の手頃なスーツを複数準備しましょう。

次のページ社会人が選ぶべきスーツの色や形、模様は?

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