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往復はがきや返信用の封筒などに、あらかじめ書かれた宛先の最後に「行」が書かれているのを見たことがありますよね。
「行」は「御中」や「様」に書き換えるのがマナーです。一般常識として有名なのでご存知の方も多いですよね。
しかし、横書き封筒の場合はどうすればいいのかや、どういう場合が「御中」でどういう場合が「様」なのかの判断に迷うケースも多くあります。
今回は、「行」から「御中」への書き換えの基本ポイントを紹介します。
▼目次
1.「行」は「御中」や「様」へ書き換えが必要
2.「御中」は送り先が会社の部署名などで止まっている場合に使う
3.送り先が個人名や担当になる場合は「様」を使う
4.「行」から「御中」へ!書き換え時は二重表現に注意
5.「行」から「御中」への縦書き横書きそれぞれの書き換えマナー
6.「行」から「御中」へ書き直さないのはありなのか
7.まとめ:宛名の「行」は書き換えるのを習慣にして
取引先から送られてくる往復はがきや返信用封筒には、「○○行」と書かれています。これは、返信先が自社になるため敬称を使っていないのです。
個人に例えて考えると分かりやすいのですが、普通は自分のことを「様」を付けて呼びませんし、会話する相手よりも一段下げて自分のことを表現するものです。
団体や会社の関係でも、同じように自分たち側をへりくだって話すのがマナーです。
「○○行」は、そのようなマナーに従って書かれていますから、それをそのまま送り返してしまっては取引先に対して失礼にあたります。丁寧に会話している相手の名前を呼び捨てにするようなものです。
「○○行」という返信用の宛名を目にしたら、宛先をチェックしましょう。
で書き換えます。
これは取引先との関係を良好に保つための最低限のビジネスマナーであって、決して忘れてはいけないことです。
もちろん、自分で返信用の宛名を書くことがあれば「○○行」と書くことを覚えておきましょう。
「御中」は、送り先が個人の名前ではなく、会社の部署名や係・チーム名で止めてあって担当者の氏名を書かないときに使います。
たとえば、このような場合は「御中」です。
御中は担当者の指定をせずに、その部署の人であれば誰が開封しても差し支えのない内容のものを送るときに使用するものです。
こういったケースが「御中」を使うときの基本になります。
担当者名が判明している場合などは「様」になります。
また、「株式会社〇〇 人材開発部」の下に「ご担当者様」のように付け足したい場合も「様」です。
「様」は相手が分かっている場合や、特定の個人にのみ開封して欲しい場合に使います。
こういった場合には部署の後に担当者の個人名を書くことが多いです。個人名の後に「様」を付け加えます。
「御中」は部署や団体、「様」は個人に宛てるときの敬称です。「〇〇部署 御中 △△様」といった2重表現は避けましょう。
返信用の封筒の宛先に「行」が書かれている時にはまず宛先が誰になっているのかを確認し、団体名や部署名になっていれば「御中」に書き換え、個人名になっていれば「様」に書き換えるのが正しいマナーです。
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