オートロック?バス・トイレ別?学生時代とは違う!社会人なら気にしたい部屋選びのポイントとは

2016/04/01

入社準備

社会人になれば親からの仕送りは終了、自分自身の給料で家賃を含む生活全てをまかなうことになりますね。また、就職をきっかけに実家から出て一人暮らしを始める人も多いことでしょう。一人暮らしに最適な部屋とはどんなものでしょうか。部屋選びでチェックすべき点、こだわりたい箇所など、社会人が快適に過ごせる家の条件をまとめました。


■お風呂とトイレは別々?それとも一緒?

一人暮らし用のワンルームではお風呂とトイレが一緒になっているユニットバスの物件が多いですが、果たして一緒と別々どちらがいいのでしょうか?

お風呂とトイレが一緒の場合、・水場がコンパクトにまとまるので、その分他の部屋のスペースが広い・家賃が比較的安いといった利点があります。脱衣場がないなど、慣れないうちは戸惑うこともありますが、・バブルバスにすれば、湯船の中で身体や頭も一緒に洗えて楽・トイレ掃除にシャワーを使えるので、便器の丸洗いができて気持ちいいなど、早めに独自の使い方を編み出して順応できれば心地よく過ごせるようです。

一方、ユニットバスNG派からはこんな意見が。

・シャワーカーテンがすぐカビるのが嫌

・トイレットペーパーが湿気る・友達が泊まりに来たとき、誰かがお風呂を使っている間はトイレに行けなくて困る

・トイレの使用後のにおいが残った状態でお風呂に入るのは居心地悪い

確かに来客時はちょっと困りそうですね。しかしユニットバスにも良い点はあるので、どちらがいい!と決めるのは難しいですね。それぞれの好みの問題と言えそうです。


■オートロックがついていれば安全?

以前は、特に女性の一人暮らしにはオートロックは必須と言われていましたが、最近その認識は変わりつつあります。実はオートロックがついていても、防犯効果はあまり期待できないのです。オートロックがついていても部外者が侵入できる方法はたくさんあります。例えば他の入居者がロックを解除してドアを開けたときに、一緒にスッと入ってしまえば簡単に侵入できますよね。もちろんないよりはあった方がいいのですが、気休め程度に考えましょう。防犯という観点なら、玄関モニターのほうが訪問者の様子を確認できるので効果的です。


■家賃は収入の4分の1以下が理想

よく「家賃は収入の3分の1」と言われます。しかし社会人になってしばらくは、お給料もあまり多くはもらえないでしょう。「節約」というと食費にしわ寄せが行きがちですが、無理に食費を削って体調を崩し、仕事に支障をきたさないよう気をつけたいもの。体調管理も社会人として大切なことです。また、社会人はとにかくストレスがたまりがちなので、ストレス発散のための趣味に充てるお金は確保すべきです。自分の精神衛生管理のためにも大好きな趣味は大切にしましょう。

部屋を探している間はより良い条件の物件に目が輝きがちですが、物件の良さと家賃は比例します。どうしても譲れない条件以外の部分はある程度目をつぶり、意識して家賃を抑えることも必要です。慣れれば気にならなくなる条件も多いもの。住めば都です。(ただし女性は、少々高くなっても防犯設備のいい所を選ぶことをおすすめします。)


■いろんな時間帯に訪れてチェックしよう

部屋探し、というと昼間に行くことが多いと思います。そこでもし借りたいと思う物件に出会っても即決せず、時間を変えて何度か訪れてみてください。特に夜間の街灯の明るさ、不審な車が停まっていないか、朝のゴミ出しの様子などは要チェックです。また、もしできれば夜、または休日に内見させてもらいましょう。隣人や上の住人が部屋にいる時間帯がベスト。もしかしたら思ったより壁が薄くて隣人の生活音が筒抜けだったり、上の住人がドタバタとうるさいかもしれません。


■場所は会社への交通の便が良いところに

部屋の場所は、できるだけ会社の近くにすることをおすすめします。大雪や台風など異常気象の場合でも会社は休みにならないことが多いもの。また任される仕事の責任が重くなってくると、天候のため公共機関がストップしても、どうしても会社に行かなくてはいけないという事態も出てきます。そんなとき物理的に会社と自宅が近ければ、会社にたどり着くのが楽になります。また、毎日の出勤時間は短いに越したことはありません。会社まで乗り換えなしで行ける駅の近くを探すなど、会社へのアクセスにはとことんこだわっておきましょう。



社会人の部屋選びのコツとしては、学生時代よりもさらに部屋での居心地にこだわることです。仕事で疲れたから休日は寝て過ごそうというときに、隣の住人の生活音が大きいとリラックスできません。また近所に休日賑わう店があると、車や人の音が気になるかもしれません。気にいった物件には日を変えて幾度か足を運び、十分に吟味してから決めることをおすすめします。

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