メールで「御社」と「貴社」を使うときのルールとマナー

2018/04/23

電話・メール

新社会人となって苦戦するものの1つに、敬語が挙げられるでしょう。ここで取り上げる「御社」と「貴社」は、使い分けが難しい敬語の1つです。実はこれから社会人になる人だけでなく、社会人でも理解していない人がいます。メールや電話でも使う言葉ですが、どちらを使ったらいいのか迷わないよう、しっかりと正しい使い方とマナーをマスターしておきましょう。

メールで「御社」と「貴社」を使うときのルールとマナー

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「貴社」と「御社」の違いと正しい使い方とは?【例文つき】

「御社」と「貴社」の違い

「御社」や「貴社」を聞いたことがある人は多いはず。普段聞いたり見たりすることはあっても、あまり気にしていない人は多いでしょう。そんな人は、使い分けもピンとこないかもしれません。しかしビジネスの場で間違った使い方をしてしまっては、「ビジネスマナーがなっていない」と受け取られる可能性があります。
まずは「御社」と「貴社」の違いを知っておきましょう。違いがわかれば、使い方も自然と理解できるようになるはずです。

「御社」は会社に対する敬語の「話し言葉」です。会社に対しての敬語で、面接でもよく聞かれる言葉ですが、御社は直接話して伝えるときに使われます。「御社」が使われる場面は、就活の面接やOB訪問、会社の担当者との電話など、実際に会話をするときです。

・取引先への訪問
「先日、御社にご連絡を差し上げた理由は●●でございます。」

・電話の場面
「それでは5月10日10:00に御社にお伺いします。よろしくお願い申し上げます。」

「貴社」は会社に対する敬語の「書き言葉」です。「御社」は話し言葉として使われますので、面接などでもよく聞きますが、それと比較すると「貴社」は聞くことがありません。それは書き言葉として使われる敬語だからです。

・メールの記入例
「訪問の日程ですが、5月10日または5月12日のどちらかで貴社にお伺いできればと考えております。」

「御社」と「貴社」の違いをわかったところで、メールでは「御社」ではなく「貴社」を使うことがわかったと思います。メールなど記入するもので「御社」を使うことはありません。メールでは必ず貴社を使うと覚えておきましょう。

「御社」や「貴社」以外の敬称は?

「御社」と「貴社」の違いを説明したところで、使い方も理解できたと思いますが、これら以外の敬称を使う団体、組織があります。代表的なものは銀行です。例えば就職活動でも、他企業と同じように銀行に対しても御社や貴社を使用している学生さんがたくさんいるでしょう。「御社」や「貴社」はすべての企業で使える敬語ではないことを覚えておきたいですね。
「御社」「貴社」が通じない法人、組織を以下に挙げますので、就職活動で志望する場合はしっかりと使い分けができるようにしておきましょう。

・銀行:「御行」「貴行」
・信用金庫:「御庫」「貴庫」
・省:「御省」「貴省」
・庁:「御庁」「貴庁」
・病院:「御院」「貴院」
・学校:「御校」「貴校」(中学校、高校など。大学の場合は「貴学」、学園の場合は「貴学園」)
・機構:「御機構」「貴機構」
・組合:「御組合」「貴組合」
・協会:「御会(御協会)」「貴会(貴協会)」

それぞれの企業、組織で言い方が違っています。銀行や信用金庫、病院などと関わる場合には、しっかりと覚えておきたいですね。

まとめ

会社に対する敬語の代表格とも言える「御社」「貴社」の違いと使い分けについて、理解することはできましたでしょうか。ちょっとした違いですが、正しい使い方ができていないと「基本的なビジネスマナーが身に付いていない人」と、マイナスイメージを持たれてしまうこともあります。敬語の使い方がビジネスシーンに適していないと、相手から悪い印象を持たれてしまう可能性があるでしょう。
敬語のマナーは、違いと使い分けが理解できることで、正しい使い方ができるようになって身に付けることができます。敬語のマナーはビジネスの現場で常に必要なもの。最低限の知識として、しっかりと身に付けておきましょう。

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・執筆:melz.K
美容、就職・転職、その他さまざまな記事を執筆しているライター。金融関係の仕事をしながら兼業ライターとして活動している。音楽など芸術を好んで、コンサートや展覧会に行くのが楽しみ。

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