岡田准一らが新社会人に向けてエール「仕事は誰かの笑顔につながるはず」

2016/03/01

左から阿部寛、尾野真千子

3月1日に映画『エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)』のフレッシャーズ限定試写会が開催され、上映後に岡田准一、阿部寛、尾野真千子の豪華出演キャストがサプライズ登壇。集まったフレッシャーズを驚かせた。さらに、フレッシャーズの質問にも親身に回答。エヴェレストで実際に撮影するという新たな"挑戦"を果たした彼らから、新社会人として新たな"挑戦"をするフレッシャーズにエールも送られた。

自身のフレッシャーズ時代の話を聞かれた阿部は「最初はカメラの前に立つと頭が真っ白なってセリフが出てこなかった。でも今はいい思い出。みなさんも社会人になって悔しい思いをするかもしれないけど、いい思い出になりますよ」とエピソードとともにアドバイスを送った。また岡田は、「最初はなにも分からず怒られてばかりだったけど、5、6年してくると知ったかをする時期もあった。自分になにかあるはずだとちょっと調子に乗ったり」と笑いを誘いながら、「大先輩の渡哲也さんは、当時18、9歳の僕に『岡田さん、よろしくお願いします』とていねいな呼び方で頭をしっかりと下げて挨拶してくれたんですよ。若い頃にそういう大先輩に出会えたのはいい経験でした」と思い出を語った。

フレッシャーズから仕事を楽しくやっていく秘訣を聞かれると「最初は楽しいと思えなかったけど、自分が必要とされていると気がついたときに楽しくなりました」と尾野。また「売れない頃は『がんばれ』と言われると、こんなにがんばっているのに…と思って嫌だった。でもがんばらないと進めないから、ある時から『がんばれ』という言葉を好きになったんです。そうすると自然と前に進めるようになりました」と経験を交え新生活に不安を感じているフレッシャーズにエールを送った。

阿部は「社会人になるとギャップもあるかもしれないし、集団生活の中であきらめなければいけないこともあるかもしれない。でもやっぱり自分は自分なんで、自分をあきらめないでほしいと思います」とエール。最後に岡田は「仕事というのは誰かの笑顔につながったり、社会や地域につながっているので、それを感じられるといいと思います。今回の映画も、誰かの力になるはずだと信じたい」と締めくくった。

同作は、夢枕獏の世界的大ベストセラー「神々の山嶺」を完全映画化したもの。山岳カメラマンの深町(岡田)は、ネパールの首都・カトマンドゥで伝説の孤高の天才クライマー・羽生(阿部)と出会う。羽生は、これまで誰も成し得なかった過酷なエヴェレスト登頂に挑もうとしていた……。日本映画史上初、エヴェレストの標高5200m級で実際に撮影を敢行し、前人未到の"熱い挑戦"をリアルな映像で描いている。3月12日より全国公開。

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