気をつけたい内定式のネクタイ選び【周囲から浮かない色・柄は?】

更新:2021/09/09

内定式

内定者が一堂に会する内定式にはどんな服装で臨めばよいのか、頭を悩ます人は少なくありません。社会人となる初めての儀式ということで、気張った服装で悪目立ちだけはしたくないもの。ここでは、内定式に相応しいスーツスタイルとネクタイ選びのポイントについて解説します。

内定式のTPOをわきまえる

「内定式」とは、企業が内々定を出した応募者に対して、正式に内定を通知するために行う式典のこと。内定式には社長、役員、部門長なども出席しますので、「TPO/Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場面)」をわきまえて、社会人として相応しい服装で臨むことが大事です。TPOをわきまえるということは、その場の雰囲気を壊さないという配慮でもあるのです。

ネイビースーツならまず失敗はない

企業側から特にドレスコードの指定がなければ、スーツを着用して行くのが望ましいでしょう。就活でお世話になったリクルートスーツでも構いませんが、内定式と入社後のために新調するなら、質の良いネイビースーツあるいはミディアムグレーのスーツをお勧めします。

リクルートスーツの場合、色は黒が主流ですが、黒のスーツをビジネスシーンで着るのは日本独自の文化です。欧米では仕事着に黒のスーツを着用する習慣はありません。とはいえ、目立たず、無難にということであれば、黒のスーツは内定式で目的を果たすでしょう。

黒のスーツに合わせるネクタイの色と柄

本来、黒のスーツは冠婚葬祭などフォーマルな場で着用されるものなので、ネクタイはブラックの無地というのが一番しっくりきます。しかし内定式なので、ブラックタイというのはやり過ぎです。

お勧めとしては、黒×青(ネイビー)系あるいは黒×赤(ボルドー)系のストライプになります。ネイビー系のドット柄もよいでしょう。ただし、ドットが大きいと、落ち着いた黒のスーツとのギャップが大きくなるので注意してください。余りコントラストがつかないように色・柄選びをしてください。

ネイビースーツに合わせるネクタイの色と柄

ネイビー無地のスーツならネクタイの色・柄はなんでも合うと言っても過言ではないでしょう。場が内定式ということなら、一番のお勧めは誠実さを表すネイビー無地。あとはネイビーをベースに、白や青や赤、そしてグリーンやイエローなどのストライプもよいでしょう。色はネイビー系、柄はストライプやドットなどオーセンティックにまとめると内定式に相応しいスタイルができ上がります。

ネクタイの幅にも注意

ネクタイの剣幅は太すぎるのも細すぎるのも、よくありません。大剣(太い方)の幅が8cm前後のものを基準に選ぶとよいでしょう。お店で太すぎるネクタイを見かけることは余りありませんが、細すぎるネクタイは結構あります。内定式だけでなくビジネスシーンでは不向きなので注意してください。

ブランド品は選ばないのが賢明

内定式だからと意気込んでブランド品を選ぶのはお勧めできません。ブランドロゴが柄になっているようなネクタイを内定者が着けていたら、企業の人たちはどういう印象を持つでしょうか。生意気だと思われてしまう可能性があることはしないのが賢明です。

まとめ|ネクタイで自己主張する必要はない

内定式に着用するネクタイは、ネイビーをベースにした無地、ストライプ、ドット柄がお勧めです。スーツやシャツとの相性を考えてオーセンティックにまとめるのがポイントです。内定式のネクタイで、個性を発揮したり、自己主張をする必要はありません。TPOをよく考えて、社会人として相応しい服装で臨むようにしましょう。


マイナビ学生の窓口編集部

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