決意表明(決意文)の書き方のポイントは「やる気と謙虚さ」を「卑屈にならず」に「丁寧に」伝えることです。
決意表明文では自分のやる気を伝えるのは大切ですが、意気込むあまり大きなことを書きすぎないようにしましょう。
新社会人の決意表明文は、入社式や配属先での挨拶などで述べることが一般的です。
そして、先輩や上司に教えてもらうことも多いでしょう。
あまりにとがったやる気を見せてしまうと場にふさわしくないだけでなく、先輩・上司からの印象が悪くなる可能性があります。
自分がこうありたいと明確に伝えながらも、「ご指導よろしくお願い申し上げます」などの謙虚さも必要です。
謙虚に書くあまり、自分を卑下してしまうのはマナー違反です。
難しいかもしれませんが、謙虚さあふれる文面ながらも自分に対して卑屈にならないことも決意表明文では求められます。
卑屈になりすぎることで、自分を選んでくれた会社関係者を否定することにつながります。
言葉遣いにも気を付けましょう。
決意表明文は役職の方や社長など多くの立場の人が見聞きするため、最上級の丁寧さで書きましょう。
普段は使いなれない言葉を使わなければならないことから間違えないように、意味や使い方をきちんと調べてから書くようにしましょう。
また、文章だけの決意表明の場合は「拝啓」「敬具」が必要です。
目を引く決意文を作成したい場合は「四字熟語」を使うのがおすすめです。
初志貫徹(しょしかんてつ)や迅速果断(じんそくかだん)・切磋琢磨(せっさたくま)など、内容に応じた四字熟語を盛り込むことで、オリジナリティがでていいでしょう。
四字熟語を取り入れる際は、国語辞典などで意味をきちんと調べたうえで、場にふさわしい言葉かどうかを把握してからが安心です。
決意表明を入社式などで読み上げることもあるかもしれません。
その際は、明るくハキハキと話すことが大切です。
心配な場合は、親や友人・同僚などにお願いして、一度読む練習をしておくと安心です。
また、時間も決まっているでしょう。
与えられた時間内に収まるよう、簡潔なスピーチ文章を書くことを心がけましょう。
会社によっては決意表明を一言で表すように指示されることもあるかもしれません。
一言で決意表明をしなければならない場合は、自分の名前や配属先を述べた後、仕事へのやる気や意気込みを頑張りたいという気持ちとともに一文にまとめてみましょう。
以下の例文も、ぜひ参考にしてみてください!
新社会人は、初めて会社の一員として働くことに期待と不安があるものです。
企業や会社に勤めていると、いずれは昇格や大きなプロジェクトの責任者になるなど、同じように大きな岐路に立つことも日常茶飯事。
相手への感謝と謙虚さを忘れずに、自分らしさを取り入れた所信表明・決意表明(決意文)で新たなスタートを切ってください!
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