「関係ない店で『いらっしゃいませ!』」プライベートにも影響が!? 社会人に聞いた「職業病」にまつわる失敗談

2015/06/29

社会人ライフ

人生の大半を過ごす「仕事」の時間。それゆえに日常生活でも、仕事の癖がついつい出てしまうという、いわゆる「職業病」、皆さんにはありますか?
今回は社会人男女301人に、身の回りの人の『これって職業病だよな~』と思ったエピソードを聞いてみました。

■職業ごとの職業病が多数!
・「接客業の友だちは、人の背後を通るとき、つい「後ろ失礼いたします」と言ってしまうらしい」(女性/37歳/商社・卸)
・「コンビニでアルバイトをしている友人と休日に一緒にコンビニに行ったとき、入店音を聞いた途端、友人が『いらっしゃいませー』と叫んだ」(男性/22歳/食品・飲料)
・「食品関係の仕事をしている人は、手洗いする回数が異常に多い」(男性/35歳/情報・IT)
・「保育士の女友だちの話し方が、園児をなだめるようになっている」(男性/26歳/農林・水産)
・「子どもに関わる仕事をしている人は、子どもに気軽に声をかけてしまう」(女性/29歳/その他)
・「薬剤師が常備薬の説明をしだす」(男性/39歳/金属・鉄鋼・化学)
・「医者が具合の悪い人がいるとほっておけない」(女性/41歳/マスコミ・広告)
・「住宅メーカー勤務の人が間取りを気にする」(女性/30歳/金融・証券)
・「デザイナーの友だちは活字が並んてるのを見ると行間が気になってしょうがないらしく、ツッコミを入れてる」(女性/23歳/機械・精密機器)
・「ウェディング関係で進行などをする知人。話すときは毎回思うが、司会を進行しているような受け答えをすることがある。親しい間柄同士の会話なのによそよそしすぎるし、丁寧語口調が多すぎる」(男性/31歳/飲食・サービス)


接客を経験したことのある人は、自分のお店じゃないのに「いらっしゃいませー」と聞こえると「いらっしゃいませ!」と反射的に言いたくなる人も多いのではないでしょうか。仕事で使っている業界用語をプライベートでつい使ってしまい、相手に「は?」と微妙な反応を返されるという経験ありませんか?


今回はさらに、「職業病にまつわる失敗談、苦労話」についても聞いてみました!


■職業病のせいで失敗した経験
・「あまりに部屋の中を見回すため、不審な人と思われたことがある」(男性/50歳以上/建設・土木)
・「友だちに対し変に微粒子のうんちくを語ってしまい、思いっきり嫌な顔をされてしまう」(男性/43歳/機械・精密機器)
・「橋を渡るときにヘルメットをかぶりたくなって落ち着かなくなった」(男性/28歳/建設・土木)
・「色々な料理に対して気がつけば評価、採点みたいなことをしてしまっている。ファミリーレストランなど行ったときもついこれ「何点だな」と普通につぶやいてしまう。接している相手からするとあまり気持ちよくはないと思う」(男性/31歳/飲食・サービス)
・「家で電話に出たとき、会社名を名乗りそうになった」(女性/41歳/マスコミ・広告)
・「会社で経理をしているので、家計簿を付けていても細かい金額まで合わないと気が済まないようになった」(女性/32歳/ソフトウェア)


仕事中にその癖が出るのはプロフェッショナルとして立派なことですが、日常生活では相手を不愉快にさせたり、自分自身が苦労するということもあるかもしれませんね。病的に働くからこそ出てしまう「職業病」。それを勲章だと思う人もいれば、仕事支配されている自分に気づかされ暗い気持ちになるという人もいるかもしれませんね。みなさんは日常生活でつい職業病が出てしまう事はありますか?


(文・安井久美子)


調査期間:2015/4月(フレッシャーズ調べ)
調査対象:社会人男女
有効回答件数:301件

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