vol.4 引越しに必要な準備・荷造りの方法~液体類と割れ物に注意!

更新:2016/01/28

入社準備

vol.4 引越しに必要な準備・荷造りの方法~液体類と割れ物に注意!

引越しは当日作業より、はるかに準備が大変です。準備で一番時間がかかるのが荷造り。荷造りのコツをつかんでおけば、スムーズに作業を進めることができるでしょう。


●荷造りに欠かせない基本ルール

(1)梱包について打ち合わせる
どの荷物をどの程度梱包をすべきなのか、事前に引越し会社に聞いておきましょう。 引越し会社によっては、衣装ケースをそのままで運んでくれたり、引出しの中に荷物を入れたまま運んでくれたりする場合もあるので、その点もあわせて尋ねておくと負担が軽減されるかもしれません。

(2)小さい段ボール箱には重い物を、大きい段ボール箱には軽い物をつめる
段ボール箱につめると重くなってしまうのが、「書籍」、「CD」、「食器」などです。大きな段ボール箱に入れると一人で持ち上げられなかったり、底が抜けてしまったりするので、これらは強度のある小さい箱につめましょう。

(3)段ボール箱の中身がわかるようにする
何をつめたか分かるよう、段ボール箱の側面に中身をメモ書きしておくといいでしょう。こまごまとしたものは、ケータイ(スマホ)で写して画像を残しておくと便利です。

社会人経験1年~5年目の先輩たちに聞きました!「荷造りで困ったこと」は何ですか?

  • 「当日の洋服まで梱包してしまい、あとで出すはめになった」(女性/27歳/社会人5年目/ソフトウェア)
  • 「適当に箱につめすぎて大事な物がどこか分からなくなった」(男性/27歳/社会人4年目/運輸・倉庫)
  • 「ひとつの段ボール箱に本を入れすぎ持てなかった」(男性/26歳/社会人3年目/情報・IT)
  • 「書類を袋に入れていたら出てしまった」(男性/24歳/社会人2年目/機械・精密機器)
  • 「洋服をゴミ袋に入れていたら、ゴミと間違えて捨てられてしまった」(女性/23歳/社会人1年目/医療・福祉)
  • 「ロフトの荷物をそのままロフトでつめてしまい、降りられなくなった」(女性/25歳/社会人4年目/商社・卸)

※調査時期:2013年12月2日~4日/対象者:過去5年以内に引越しを経験したことのあるマイナビニュース会員/調査数:社会人経験1年~5年目の男女173名/調査方法:インターネットログイン式アンケート


●荷造りの手順

まず不用品の処分から始めます。無駄な梱包作業がなくなるだけでなく、作業スペースが確保できるため荷造りもスムーズに行えます。

<手順1>不用品を処分する

<手順2>梱包資材を調達する

<手順3>荷造りを開始する

<手順1> 不用品を処分する
要らなくなったものは、業者に買い取ってもらったり、後輩や知人に譲るなどして引き取り手を探しましょう。廃棄処分する場合は、国や自治体のルールに従って処分します。

<手順2> 梱包資材を調達する
次に梱包資材を確保します。段ボール箱が必要な場合は、スーパーマーケットやドラッグストアなどで調達するか、引越しを終えたばかりの人から譲り受けたり、中古段ボールを購入したりすれば安価に抑えることができます。新品を購入したい場合は、引越し会社または、ホームセンター、ネットショップを利用するといいでしょう。

<手順3> 荷造りを開始する
利用していないもの、利用しなくても生活に支障をきたさないもの(電化製品・衣類、押し入れの中の荷物、レジャー用品、書籍、CD、DVDなど)から梱包を始めます。荷物は台所用品、書籍などと分類して荷造りするのが基本ですが、引越し先ですぐに必要となるもの(食器、洗面用品、着替え、タオル、トイレットペーパー、充電器など)は別途当日品として荷造りしておくと、引越し先ですぐに取り出せて便利です。


●荷物別、荷造り方法

家中にはいろんな荷物があります。特に液体類、割れ物に注意して梱包しましょう。

<シャンプー・リンスなど液体類>
使用中のシャンプー、リンスなどの液体類はノズルを根元まで回して閉めます。キャップの場合はフタをきちんと閉め、いずれも上からラップをかけて根元を輪ゴムで巻きます。

<割れ物の荷造り>
お皿やコップは新聞紙や包装紙などでくるみ、底に新聞紙やタオルを敷いた段ボール箱につめていきます。大皿は立てて、コップやお椀は伏せて入れます。割れ物が段ボール箱の中で動かないよう、丸めた新聞紙ですき間を埋めておきます。

<布団>
布団袋に入れて運びます。布団袋は布団だけが入っているものとして扱われますので、中に割れ物を絶対入れないようにしましょう。

<家具、電化製品>
洗濯機は水抜きをし、冷蔵庫は前日からコンセントを抜いておきます。電子レンジのターンテーブル(回転皿)は割れやすいため、エアパッキンや段ボール紙で別途梱包します。

<刃物>
包丁やフォークなどは、鋭利な部分を段ボール紙などで巻いて、取り出すときにケガをしないように梱包します。

<パソコン>
運搬時にデータがクラッシュすることもあるので、必要なデータは必ずバックアップを取っておきましょう。ノートパソコンは、自分で運ぶのがより安全です。

<CD>
CDのケースは割れやすいので、エアーキャップで巻いておきましょう。

単身パックを利用する場合、直接専用BOXに荷物を詰めることができるので、衣類や書籍、小物類だけを段ボールまたは紙袋にいれておけばいいということも。念のため引越し会社に確認しておきましょう。 引越しで避けたいことは、荷物の破損です。引越し後のことを考え、丁寧に作業を進めておくことが大事です。


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