■身近にあるものを音読してみよう!「お風呂で鼻歌を歌う人もいますよね。適度に声の響き渡るお風呂は、声を出しやすい空間です。そこで目についたものを全部読んでいく、という方法もあります。シャンプーのボトルの裏にある『これは飲み物ではありません』などでも構いません。湯船に浸かっている時間を利用して、注意書きなどを片っ端から読みあげる、というのも有効なトレーニングになります」
半身浴をしながら本や雑誌を読むという人は、それらを口に出して読んでみるといいですね。ただし、近所のご迷惑になるので声の大きさはほどほどに。
「新聞を音読するのもあり。特に経済系の新聞はいいと思います。かんでしまいやすい言葉や聞き慣れない言葉が多く出てくるので、自分が苦手とする言葉のタイプが分かりますよ。聞いている人がいるという意識のもとで、緊張感を持って読み上げましょう。3日ほど続ければ効果はかなり出るはずです」
ただ読むだけではなく、口に出して読み上げることで内容も頭に入ってくるので、まさに一石二鳥! ニュースを音読する習慣をつけてみるのもよさそうです。
「ハキハキと滑舌良く話す人は健康的かつ積極的だと思われて、仕事もできそうな人に見えますよね」と西村さん。つまり、ハッキリと話すだけでおトクがいっぱい! みなさんも、上記でご紹介した"滑舌改善トレーニング"、ぜひお試しくださいね。
(池田園子+プレスラボ)