■地元のおじさん、おばさんを狙え
「目的地に着いたら、やっぱり地元の人に情報を聞くのが一番。ネットや雑誌で事前に調べられることには限界があります。地元の情報ならタクシーの運転手さんなど、地元を知り尽くしたおじさんやおばさんが一番頼もしい。何より彼らは世話好きの人が多い! たとえば私の場合、宿を決めずにある離島を訪れたものの、民宿から高級ホテルまで島中を回ったけど空き部屋がなかったことがありました。感じのよかったホテルの受付のおばさんのことを思い出して、わらにもすがる思いで宿がないか聞きに戻ったら、『あらー、じゃあうちに泊まる?』とありがたい一言。お言葉に甘えて1週間もその方の家にお世話になったことがありました」
見知らぬ旅行者でも、まるで自分の息子や娘くらいの年の若者に頼られたら、あれこれ親切にしたくなるのが親心? 長年培った確かな地元情報を、おじさんやおばさんに聞いてみましょう。親切にしてもらったら感謝の言葉も忘れずに!
■ひとことアドバイス
「旅ではフレキシビリティを大事にしています。パックツアーでがちがちに予定を固めていくのが性に合わないというのもありますが、実際旅先では何が起こるか分かりません。旅のルートはいくつか候補を用意してみる。移動手段は何通りあるのか調べておく。そうすれば突然何かが起きても、柔軟に行き先を変更することができます。旅を充実させるには、幅を持たせて予定を組むことをオススメします。好奇心を持って、予定外の出来事も楽しみましょう」
先日もアフリカを旅行している最中に紛争が始まってしまい、大幅にルートを変えたという康本さん。自分だけの旅は、臨機応変に行動する心構えが必要です。でもその土地への好奇心と心のゆとりがあれば、きっと充実した旅になるはず。それでは、よい旅を!
(草苅敦子+プレスラボ)
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