体育会系社会人に聞く「縦社会を生き抜く方法」

更新:2017/06/07

対人マナー

■グチは我慢しない

「これは私個人の意見ですが、時にはグチを吐くことも縦社会を生きる上で重要だと思います。言う相手としては、会社なら同期、学生なら同学年がいいでしょう。先輩へのストレスは誰にでもあるものですから、その思いをみんなで共有することで、イライラした気持ちも和らぐでしょう。今度は仲間同士の連帯感も生まれますしね。

また、グチばかりでなく、先輩一人ひとりの良いところを話してみるのも効果的です。自分では気づかなかった先輩の一面を知ることで、その人の印象が変わることもあります。グチだけで終わらせるのではなく、良い部分も必ず話す。これを意識すると先輩への見方も変わり、付き合い方も改善されていくのではないでしょうか」

無理にグチを我慢するのも良くないのですね。そして、人の悪い部分だけでなく良い部分を探そうとする姿勢は、縦社会に限らずどんな場面においても大切な気がします。

■ひとことアドバイス

「先輩を立てたり、いろいろな手配を自分でしたり、機嫌を伺ったり......。こういうことについて誰でも最初は抵抗があるものです。でもそれはやがて自分の身に付いて、人に自然に気遣いができるようになります。さらには異性への接し方だって、ずっとうまくなると思いますよ」

先輩との付き合いは大変な部分もありますが、学ぶことも多いはず。先輩に対しストレスばかりをためるのではなく、少しでも良い所、見習うべき美点を吸収していきましょう。

(河合力+プレスラボ)

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