■誰かに付き添ってもらうのも相手へのアピール
「これはビジネスに限った話かも知れませんが、私たちは謝罪の場に必ず上司を連れていきます。これも『今回の問題をどれだけ真剣に考えているか』というアピール。上司を連れていくことで、自分一人でなく会社全体の問題にしていることを示すのも、社会人として謝罪する方法の一つです」
伝える内容は同じでも、謝る張本人が言うのと第三者が言うのでは相手の受け取るイメージも変わってきます。謝罪の場では、遠慮せず誰かに助けを求めるのも有効なのですね。
■ひとことアドバイス
「謝るのはつらいものですが、そういう場では相手が本音で話してくれるので、かえって距離が縮まるということもよくあります。イヤイヤ謝るのではなく誠心誠意で相手と向き合えば、いい結果に結びつく可能性もあります」
「自分のミスではなくても、そこで頭を下げるほうが後々ずっとうまく行く」とは宮西さんのお言葉。日常生活でも、自分が正しいか悪いかばかりにこだわらず状況に応じて、その人と今後も良い関係を保つために素直に謝ることをいつも心がけましょう。
(河合力+プレスラボ)
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