学校の先生に聞く、「上手に説明する方法」

更新:2017/06/07

社会人ライフ

人に何か説明するとき、頭のなかは伝えたいことでいっぱいなのに、なかなか相手に伝わらない......。なんとか人にうまく伝えるコツってないのでしょうか? 誰か教えて!

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今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、中学校で数学の先生をしているまさみさん(25歳・仮名)。教師になって3年目、中学3年生の担任をしているまさみさんに、自分の伝えたいことを上手に説明するためのメソッドを聞いてみました。

−先生って人に物事を教えるのが上手だと思うのですが、まさみさんは生徒に何か伝えようとするとき、どんなことに気をつけていますか?

■口調に注意

「『〜しなさい』という命令口調ではなく、相手のやる気を自発的に導く表現を心がけています。単に『時間を守りなさい』と言うより、『大人になって仕事をしたときに、1分でも遅れたら給料から引かれるのよ』と言った方が、『時間を守ろう』という気になりませんか?」

−結果や理由を説明する方が、なぜやらなければいけないかが分かりますね。しかし、それでもなかなか伝わらないときもあると思うのですが......。

■譲れない部分は諦めない

「許せる部分と許せない部分を自分で線引きして、根気強く伝えていくことですね。『伝わらないならいいや』と諦めてしまうと、相手も『これでいいんだ』と思ってしまうようです」

−相手を許せる柔軟さと、「ここは譲れない」という強堅さが求められますね。ところで、教えることが上手な人の共通点って何だと思いますか?

次のページ教え上手になるには?……

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