ホテルマンに聞く、「上品なドアの開け閉め法」

更新:2017/06/09

社会人ライフ

■ドアを開け閉めするとき

「ドアの開け閉めは、基本的にゆっくりとした動作で行います。これは、急いで開けると、部屋の中にいる人に乱暴な印象を与えてしまうためです」

・ドアを開ける場合

1.右に開くドアなら右手、左に開くドアなら左手でドアノブを持つ。逆手にしてしまうと、ドアを開けたときに腕が体の進行を遮ってしまい、部屋の中から見たときに不恰好になってしまいます。

2.「ガチャッ」という音をさせないよう、ドアノブを静かに回す。

3.壁などにぶつかったり、ドアが全開にならないようゆっくりと開ける。

4.ドアを開けたら、ドアノブを持ったほうの脇をしめ、肘が伸び切らないように軽く曲げた状態にする。

「ホテルマンの場合、入室の許可をいただくまではこの状態で待機します。次はドアを開けた状態から、閉めるまでを上品に行う方法を伝授します」

・ドアを閉める場合。

1. ドアから体を離しすぎないようにして、ドアノブを持つ。

2. 閉める直前に、ドアノブをつかんでいない方の手をドアに添える。

3. 音が出ないように、ゆっくりドアを閉める

−上品にドアを開け閉めするには、とにかくゆっくりとした動作でするのがカギなんですね!

■ひとことアドバイス

「まずは正しい姿勢であることが大前提。胸を張って、背筋を伸ばすようにしましょう。また、ひとつひとつの動きを指先まで意識して、動作にメリハリをつけてみてくださいね」

上品なドアの開け閉めやノックの仕方を覚えておくと、就活の面接や会社で社長室に入室するときなど(!?)いろいろな場面で役立ちそう。今回せっかく金田さんに教えてもらったので、ドアを見かけたら試してみようと思います!

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