社長になるにはどうすればいい? 若手社長に聞く 「社長に向いている人の特徴」

更新:2017/01/30

社会人ライフ

■生き残っていく若手社長になるには


社長向きな人のポイントは何かありますか?

「社長って、何でも完璧にこなさなきゃいけないイメージがあるけれど、別に優等生じゃなくても務まるんです。僕は、社長になるには最低限次の5つのポイントが重要だと思ってます。

<社長に向いている人の特徴>
(1)度胸がある
(2)適度に寛容
(3)数字に強い
(4)フットワークが軽い
(5)やりたいことがある

(1)度胸がある
仕事の交渉などをするときは、お客さんに対して怯まず、きちんと言いたいことを言わないとだめ。さらにいざというとき社員の尻ぬぐいをしたり、借金を背負ったりすることもあるので、度胸がないと社長は務まりません。

(2)適度に寛容
社長は本当にやることが多いので、当然「やらなければいけないことだけど、どうしてもできない」ということが出てきます。社長になるには、そんなときにすべてを一身に背負おうと気張りすぎず、適度に周囲に任せられるくらいの寛容さは必要だと思います。完璧主義だとちょっと苦しいかもしれませんね。

(3)数字に強い
税理士の話を聞いたり、社員に支払うお給料を考えたりと、数字を扱うシーンはとても多い。会社の状況を把握するためにも、数字に強い方が何かと有利です。

(4)フットワークが軽い
何にでもパッと飛びついて瞬時に対応できるようなフットワークの軽さがあると、さまざまなチャンスをつかめるようになるはず。昔から「落ち着きがない」と言われているような人はかえって社長に向いていると思います。

(5)やりたいことがある
社長になるには、とにかく野望があること。人から褒められるような夢でなくても、『億万長者になりたい』、『周囲からちやほやされたい』といったような、くだらない夢でもかまいません。何かしらの強い意志があることが大事なんです」

社長になるには、ただ努力を重ねるだけではだめなのですね。5つ中、みなさんはいくつ当てはまりましたか?

■社長になるには? 若手社長からひとことアドバイス

「周りにも若社長は多くいますが、実際『社長になりたい!』という強い意志で若社長になった人はまわりにはあまりいません。みんな、自分の仕事をつきつめた結果、なるべくして独立した、という印象ですね。『一発当てたい』という気持ちはこっそり隠し持っているのかもしれませんが(笑)」

想像していたよりも、社長になることは気の遠くなるような話ではないのかも? 何て思ってしまいました。まだ会社では「若手」と呼ばれていても、心のどこかで野望を抱えている人は、20代の間に起業してみてはいかがでしょう......!

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