おまわりさんに聞いた! 「道案内がうまくなる方法」

更新:2018/11/01

社会人ライフ

おまわりさんに聞いた! 「道案内がうまくなる方法」

道を聞かれたときにうまく説明できなかったり、あげくの果てには「あ、駅まで行けば交番あるんで……」なんて、道案内を放棄した経験、みなさんにはないでしょうか?(僕はあります) 上手に道案内をするにはどうしたらいいのかなぁ。誰か教えてー!

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今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、交番の前に立ち、一日約200件近くの道案内を裁くという巡査・佐藤さん(仮名)。おまわりさんならではの道案内のコツ、伺いました!

■公共物を目印にする

何を目印にして説明をすると分かりやすいでしょうか?

「わたしの場合は、まず信号を目印にします。何個目の信号を右、左といった具合です。距離がありそうな場合は、交差点の名前を伝えて、それを目印にしてもらいます。学校や公園など、分かりやすい公共施設を目印に説明することもあります。ビルやお店の名前など、見逃す可能性があるものは極力避け、できるだけ目立つ公共物を目印に用いて、説明をするように心がけています」

■全体像をイメージしてもらう

土地勘がない方への道案内は、細部の説明が難しいと思います。工夫をしていることってありますか?

「細部の説明をする前に、まずは全体の説明をしますね。大体、大人の足で○分くらいかかる距離で、ちょっと入り組んだ道があるので難しいかもしれません、などといった具合でしょうか。はじめに難しいということをお伝えしておけば、聞く方も心構えができますよね。例えばいきなり、100メートル先のタバコ屋さんの角を右に曲がって、坂道を20秒ほど登ったら、お地蔵さんが見えますから、うんぬん……と、詳細な説明から入ってしまうと、聞く方も覚えにくいですし、混乱しますよね」

次のページこんなコツも取り入れてみよう!

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