新宿のバーで16年勤めるママに聞く、「失恋した友達の慰め方」

更新:2017/06/19

社会人ライフ

■会話の注意点

「失恋中の人は視野が狭くなるから、たいがいの人はいつもよりわがままになっていることがほとんど。まずはそこを理解して、次のことに気をつけて話を聞いてあげなさい」

1. 興味がなさそうに聞くのはNG!
2. 相手より少し高めのテンションで話を聞く。
3. 「どうしたらいいと思う?」と判断を委ねられても、必要以上にアドバイスをしない。

1はその通りだと思うのですが、2と3はどういうことですか?

「2は、失恋した人からすると、自分より少し元気なくらいの雰囲気で接してくれるのが一番気が楽だから。つまり自分より元気がなかったり、あまりにテンションが高いのはNG。3は、失恋中の人は相談した相手に自分の行動の責任を投げてしまいがちになるため。多少他人がアドバイスをしても、最後は自分で選ばせるようにすること」

あまり意見を言わず、じっくりと話を聞いて吐き出させてあげるのが一番なんですね。

■ひとことアドバイス


「アタシは、お客さんが失恋したときはその人と同じドリンクを飲む。相手の悲しみなんて絶対分け合えないけど、目の前の食べ物や飲み物を分け合うことで『そういうつもりなんだよ』という気持ちは伝わるはず」

取材中、「20代や30代くらいなら、友達が心配してくれているってだけで相手もうれしいはず」と笑う千恵子さん。友達の心の痛みまでは分からないけど、まずは、素直に「心配しているよ」と伝えてみたらいいのかな?

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