ボーナスは何ヶ月分もらえるもの? ボーナス平均支給額と社会人の理想額

更新:2018/02/05

給料・年収

ボーナスは何ヶ月分もらえるもの? ボーナス平均支給額と社会人の理想額

社会人になると気になるのが「ボーナス」の金額。イマドキはもらえるだけでありがたいという人もいる一方で、正直支給額に納得いっていないという人もいるかもしれません。では、実際何ヶ月分もらえるのが平均的なのでしょうか。今回、その平均支給額を調査してみました。また、社会人のみなさんの理想のボーナスが何ヶ月なのかも聞いてみましたので、合わせてみていきましょう。

▼こちらもチェック!
おすすめの貯金方法診断! 性格から自分に合った貯め方を見つけよう

■気になるボーナスの平均支給額は?

ボーナスの金額はその会社の業績に左右されます。また上記のとおり個人の評価(査定ですね)にも影響されますから、一概にいくらが相場ということはできません。しかし、毎年『一般社団法人 日本経済団体連合会』(経団連)が夏季賞与・冬季賞与の妥結状況についてリポートを発表しています。

2016年の「第1回集計」(2016年11月4日公表)によると、
総平均:92万7,892円
となっています。これは加重平均で、1社当たり単純平均では、
80万1,305円
となります。
⇒データ出典:『一般社団法人 日本経済団体連合会』「2016年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2016/098.pdf

ただし、このデータは「東証一部上場、従業員500人以上、主要20業種大手245社」の結果です。つまり日本の大手企業だけのボーナスの金額で、以下の『みずほ総合研究所』『三菱UFJリサーチ&コンサルティング』の調査結果のほうがより実際の平均額に近いのではないでしょうか。

●みずほ総合研究所による「冬季ボーナス」見通し

「民間企業の一人当たりボーナス支給額は前年比+0.0%と横ばい」
民間企業 一人当たり賞与額:37万393円

●三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる「冬季ボーナス」見通し

「2年ぶりに増加するも、小幅にとどまる」
民間企業 一人当たり平均支給額:37万1,676円

⇒データ出典:『みずほ総合研究所』「2016年冬季ボーナス見通し」
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp161108.pdf
⇒データ出典:『三菱UFJリサーチ&コンサルティング』「2016年冬のボーナス見通し」
http://www.murc.jp/publicity/press_release/press_161108.pdf

■ボーナス支給時期と査定期間は?

ボーナスの金額はたいてい会社の業績と連動しています。会社の業績がいいと金額は上がりますし、業績が悪いと金額は下がります。また、自分の仕事の評価、いわゆる査定が反映された金額ですから、高く評価されていれば金額は高く、低く評価されていれば金額は低くなります。

日本では多くの会社で夏と冬、たいてい6月と12月にボーナスが支給されます。それぞれ半年ごとの業績を反映したもので、一般的には、

●6月支給のボーナスは「10-3月」の業績
●12月支給のボーナスは「4-9月」の業績

がそれぞれ反映されます。いわゆる査定期間というのが「10-3月」「4-9月」です。ボーナスが支給されるには、この査定期間内に会社で働いていなければなりません。6カ月のうち何カ月在籍したかなどの条件で、ボーナスが支給されるか、何割ほど支給されるかといった点は会社によって異なります。これら細則については、就業規則また人事部に確認しなければなりません。
※ボーナスの支給条件は会社ごとに異なります。正社員にしか支給されなかったり、またそもそもボーナス支給制度がなかったりする会社もあります。

次のページ社会人1年目では何ヶ月分もらえる?

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ