新しい知識が身につくことに楽しみを見いだせる人は勉強が嫌いになることはないでしょうが、その知識を得るまでに苦労すればするほど勉強嫌いになってしまうことも。今回は、社会人男女に勉強が「好きになったきっかけ」「嫌いになったきっかけ」について聞いてみました。
Q.あなたは勉強が好きですか?
「はい」42.1%
「いいえ」57.9%
好きという人の方が少数派ではありますが、両者にそれほど差はないようですね。では、それぞれのきっかけになったエピソードについて聞いてみましょう。
■勉強の必要性に疑問を感じた
・主要五科目以外の美術や音楽が好きだったから。どうして必要かその理由をしっかり教えてほしかった(女性/32歳/その他)
・どう考えても意味のないつめこみ勉強ばっかりやらせられていたので(男性/36歳/機械・精密機器)
「この勉強が将来何の役に立つのか」という疑問を持ってしまうと意欲もなくしてしまうようです。どうして必要なのか、何に役立つのかを教えてくれるような人との出会いがあれば、勉強嫌いにはならなかったかもしれませんね。
■頑張ったのに結果が出なかった
・高校時代、毎日勉強してもテストの点が上がらなくなったとき。周囲の友達は点数が上がっているのに自分は停滞して塾のクラス分けで低ランクに落ちてしまい、一気にやる気が失せた(女性/28歳/機械・精密機器)
・高校にはいってから頑張って勉強しても点がとれない教科がでてきたから(女性/29歳/運輸・倉庫)
こんなに頑張っているのに......と結果が伴わないことでやる気をなくしてしまった人も。周りから取り残された気になると投げやりな気分になってしまうのでしょうね。
■先生の一言がきっかけで
・数学でわからないところを聞きに行ったら「こんなのもわからないのか」と言われた。それ以来先生が嫌いになり勉強も嫌になった(女性/37歳/医薬品・化粧品)
・ソリが徹底的に合わない先生がいて、その担当科目(理系)に嫌気が差してしまった(男性/35歳/金属・鉄鋼・化学)
最初から勉強が嫌だったわけではなく先生の一言で、先生を嫌いになりその結果勉強も嫌いになったという人もいるようです。学生時代の先生との出会いって大事ですよね。
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