先輩の本音! 新人が自分より優秀だったらどうする? 「自分が育てた感じにする」「なるべく距離をとる」

更新:2017/06/28

社会人ライフ

4月になり、「新入社員」として社会人生活がスタートした人も多いのでは? 「デキる新人」と評価されるためには、はやく仕事を覚えたい。しかし実際には、自分より賢くて仕事もできる新人が入社してきたらどう思われるのでしょうか? 社会人の本音を探ります。

▼こちらもチェック!
あなたを伸ばしてくれる?! 理想の上司診断

Q.あなたはいままで「自分よりデキる!」と思った新人に出会った経験がありますか?

はい......63人(17.7%)
いいえ......293人(82.3%)

アンケートによれば、「デキる新人」の数はそんなに多くないようです。そもそも、「デキる」と評価するポイントとは? くわしい意見を紹介します。

■デキる新人のスゴイ仕事ぶり

・「コミュニケーション能力が高く、すぐに契約を取ってきた」(男性/31歳/商社・卸)
・「営業で競合他社を巻き込んで仲良くなって共同受注をした」(男性/46歳/電力・ガス・石油)
・「非常に気が利く子で、周りのことをよく見ており、私が気がつく前に書類を準備してくれた」(女性/27歳/営業職)
・「ずっと同業種で働いていたこともあり、入社2日目からテキパキ仕事をこなしていた」(女性/38歳/医療・福祉)

持って生まれた才能を仕事で発揮して、入社早々大活躍をする新人たち。その眩しいばかりの活躍に、先輩たちはどうしたらいいのか対応に迷うかも。

■教えなくても良い新人

・「プログラムを作るセンスが自分より全然良かった」(男性/33歳/情報・IT)
・「手取り足取り教えなくても理解する」(女性/41歳/マスコミ・広告)
・「先輩が求めている答えにすぐたどり着いたから」(女性/25歳/運輸・倉庫)
・「フットワークが軽く反応が素早い。そこを褒めて、認めて、かわいがっていた。実際に謙虚な子だったので」(女性/41歳/金融・証券)

後輩の良さを素直に認めてしまう先輩たちには、人柄さの良さを感じます。後輩のいいところをいち早く見つけてあげられるのも、実は先輩も「デキる」からなのかもしれません。

続いては、自分よりもデキる新人が入社してきたらどう振るまうか、社会人に聞いてみました。

■普通に接する

・「別に変わらずに後輩として接する。仕事以外で先輩ということをアピールする。後輩は後輩なので普通に接する」(男性/44歳/情報・IT)
・「他の新人と変わらずに接する。意識してると思われたくないのでなるべく普通にする」(女性/30歳/機械・精密機器)
・「それはそれとして認めるが、特別に何か変わった対応はしない。態度を変えてしまうと、その方が怪しいので。新人の方が自分よりデキるというのは、技術の仕事の中ではありえない」(男性/27歳/自動車関連)

少しは気になるけれど、「意識している」と思われたくない。これが本音なのかもしれません。

次のページこんな前向きな先輩の意見も!

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ