心理のプロが教える、今年の新社会人「消せるボールペン型新人」のトリセツ

2015/03/30

対人マナー

「公益財団法人日本生産性本部」が、その年の新入社員の特徴を商品などになぞらえて発表する、恒例の『今年の新入社員』。平成27年度の新入社員は「消せるボールペン型」! わかるようでわからない、この「消せるボールペン型」新人のをあなたはどう迎え、指導していけばいいのでしょうか。

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●「消せるボールペン型」新人の特徴とは

消せるボールペンは普通のペンに見えても、摩擦熱で文字が消える特徴を持ち、書き直しができるペンです。今年の新人は、現役生ならば東日本大震災直後に大学に入学し、その後の社会の変化に対応してきた世代。そのため、彼らは「見かけはありきたりでも、実は状況の変化に柔軟に対応できる」のだそう。ただし、注意も必要。「不用意に熱を入れる(厳しい指導をする)と色(個性)が消え、酷使しすぎるとインクが切れてしまう(離職してしまう)」と解説しています。
 
●「消せるボールペン型」新人のの対策4選(どう指導、迎えれば効果的か)

それでは、そんな「消せるボールペン型」新人をどう迎えればよいのでしょうか。うまく付き合っていくために、覚えておきたい4選を紹介していきましょう。

1.全部を押し付けない指導法を考えて

状況に合わせて変わる彼ら。一から十までやり方を押し付ける指導法だと、彼らは言われたとおりにしかやらなくなる危険性があります。それでは長所をつぶすことに。あえて全部指示を出すのではなく、実践の中で「どうしたらいいか」を自分で考えさせ、その上でアドバイスをしていくほうが○。予想以上に成長してくれそう。

2.一方的に叱らず、最後はフォロー

新人には失敗はつきもの。しかし、失敗に対して怒りすぎると、結果が読める無難な行動ばかりを取るように。状況の変化に対応してチャンスをつかめる力があるのに、それを捨ててしまいます。怒るときは委縮してチャレンジ精神を失わせないように、「新人は失敗も仕事だよ」「頑張る姿勢は評価している」などフォローも欠かさないで。

3. 仕事はマイペースで進めさせて

どんな仕事も器用にこなしますし、そう簡単に不満をこぼさないため、つい次から次へと仕事を任せてしまいがち。しかし、酷使しすぎると彼らはブラック企業ではないかと疑って、転職準備が整い次第、辞めてしまう危険性があります。そうは見えなくても、新人のうちは余裕がないもの。仕事を任せるのはほどほどにし、彼らの様子を見守って。

4.認める姿勢をこまめに見せる必要が

震災を経て、いろいろと考える機会が多かった彼らは、自分らしさや働く意味などにも敏感。「機械的に働かされている」「必要とされていない」と感じると、仕事にやる気を見せなくなります。「頑張ってるな」「期待してる」など、彼らの個性や努力を認める言葉を積極的に伝えていきましょう。がんばって働いてもらえるだけではなく、離職を食い止めるカギになるはずです。

一見、取り扱いが難しそうな「消せるボールペン型」。しかし、その特徴を踏まえた上で接していけば、頼りになる新人として活躍してもらうことができるはず。ぜひ、上記4選を覚えておいてください。
 
文●四条さやか

プロフィール/有限会社フォークリア代表。産業カウンセラーの他、アロマ、カラーセラピー、NLPなどの資格を持つ心理アナリスト、ビューティライフコンサルタント。心理、外見の両面から個人分析、魅力アップ、生活充実などに関する記事執筆、アドバイス、講演などを行う。http://fourclear.co.jp/

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