「教室が化粧臭くなる」「わからなくても手を挙げる」小・中学校の「参観日」あるある

更新:2017/08/17

社会人ライフ

普段見せない顔を見せられそうで、なんだかうれしくもあり、緊張もしてしまう授業参観。みんなそれぞれに思い出があることでしょう。そんな授業参観の「あるある」をアンケート調査。生徒も親も先生も、なんだか妙な雰囲気になってしまうようですね。

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■親が来ているとはりきってしまう

・先生の質問が分からなくても、手を挙げてしまう(女性/23歳/その他)
・何度も後ろを振り向いて、親がいるのを確認(女性/26歳/その他)
・親が来ているのか気になって授業に集中できない(女性/31歳/情報・IT)
・手を挙げて当てられたら『忘れました』と答えることが一時期流行りました(女性/31歳/小売店)

恥ずかしさよりも、親の前だからこそ、いいところを見せたいと思っていた人が多数。全国津々浦々で、わからなくても手を挙げる、普段おとなしい子も手を挙げているというアピール合戦が繰り広げられていたようです。また、先生と「本当に分かったときは右手、わからないときは左手を挙げる」というような密約を交わしていたという事例も報告されています。

■気合の入り方は子ども以上! 保護者あるある

・親の服が派手になる(男性/和歌山県/30歳/食品・飲料)
・誰の親かというのは必ず生徒の間で話題になる(女性/27歳/金融・証券)
・きれいなお母さんが目立つ(女性/29歳/商社・卸)
・教室が化粧臭くなる(女性/28歳/金融・証券)
・お父さんが来ると目立つ(女性/29歳/その他)
・母がいつも遅刻してきて、部屋の中に入れず廊下の窓からのぞいていたこと。6年間ずっとそうでした(男性/36歳/機械・精密機器)
・派手で有名なお母さんがいつくるかいつくるかとざわざわする(女性/23歳/その他)
・防虫剤の臭いがすごい(男性/23歳/その他)
・兄弟がいると、母親があちこちのクラスに行って、姿が見当たらなくなる(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)

親に関するあるあるで多かったのは、やっぱり「いつもより化粧が濃い、教室が化粧臭くなる」という意見。教室という空間に、あれだけの人が入れば匂いが充満しても仕方ありませんね。また、若かったり、メイクや服装にインパクトがある親はどうしても注目されてしまいます。

■先生まで変なテンションに

・先生が妙に張り切っていて、黒板に張る資料などを手作りしてくる(女性/25歳/人材派遣・人材紹介)
・先生がいつよもよりもおしゃれになる(女性/26歳/その他)
・先生がジャージじゃない(女性/25歳/金融・証券)
・先生がいつもよりやさしい(男性/34歳/食品・飲料)
・普段は呼び捨てだった先生が何々君とか言うのが変だった(男性/44歳/情報・IT)

子どもや親だけでなく、先生までいつもと違う雰囲気になってしまうのが授業参観の魔力です。もしかしたら、一番緊張していたのは先生だったのかもしれません。

「普段の授業風景を見てもらう」はずの授業参観。ところが、子ども、親、先生ともいつもと違う環境のため、まったく違う雰囲気の授業になってしまいがち。とはいえ、親の前でいいところを見せられる貴重な機会なので、テンションが上がってしまうのは仕方ないですよね。

文・タカハシダイスケ

調査時期:2015年3月 
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人男女402人(インターネットログイン式アンケート)

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