■まるで特権階級・一人暮らしをスタートしたとき、洗濯物は実家に遅れと言われた(男性/48歳/アパレル・繊維)
・弟の話だが、好き嫌いが激しすぎるので食事は30歳になった今でも家族と別メニューで用意されている(女性/32歳/その他)
・魚の骨を取るのが面倒で、親が骨を取ってくれていた(女性/30歳/食品・飲料)
ご両親は骨をひとつひとつとってでも、栄養ある魚を食べさせたかったんでしょうね。
■母がとんだ行動に......・授業参観じゃないのに毎日授業を見に来る母(女性/28歳/農林・水産)
・学校に遅れそうで急いでいる妹を見た母が、自転車を出してきて「乗って!」と待ち構えていた(女性/41歳/マスコミ・広告)
緊迫感ある朝の名シーンですが、はたして妹さんは間に合ったのか、母のスーパーアシストの行方が気になります。しかしこれ、毎朝の光景だったりして......。
■私のためなら、どこへでも・いつもどこでも送り迎え(女性/28歳/アパレル・繊維)
・帰省するといつも車で駅まで迎えに来てくれる(女性/25歳/医薬品・化粧品)
・自転車は危ないとどこでも送ってくれたこと(女性/32歳/生保・損保)
意外にも「送り迎え」に親の愛情を感じたという声も目立ちました。何気ないことかもしれませんが、車の免許を持っていない子どもからすると、すごくうれしいんですよね。
■大人になって気づきました・仕送りの額が今考えると多い(男性/28歳/学校・教育関連)
・車はいつも後部座席に座らされていた。大人になって彼氏の車の後部座席に無意識に座ろうとして「俺運転手じゃないんだから」と非難され、初めてそれが特別なことだと知った(女性/33歳/運輸・倉庫)
まるで夢から覚めたかのような衝撃でしょうか。こうして人は大人になっていくのかもしれません。
子どもを思うあまり、やりすぎてしまう両親たち。空回りがちなその気持ちはくすぐったいですが、どこかうれしいですよね。親に過保護にされるのは子どもの特権ですが、お互い年齢を重ねると「過保護の倍返し」をするような機会がやってくるのかもしれませんね。みなさんは「親に甘やかされていたなー」と感じる経験はありますか?
文 サクマ香奈
調査期間:2015年3月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人394件(ウェブログイン式)