やっぱりお金が心配? 大学生の7割は「共働き」を希望、その理由は......「世帯年収を増やしたいから」

更新:2018/01/17

お金の知識

やっぱりお金が心配? 大学生の7割は「共働き」を希望、その理由は......「世帯年収を増やしたいから」

大学生のみなさんは結婚後、「専業」と「共働き」、どちらを希望しますか? 結婚すると、仕事についての選択や、生活費についての話しあいなど、避けて通れないことがたくさんありますよね。今回は今春から社会人になる大学生のみなさんに、結婚後の「仕事や生活費」について調査しました。

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■結婚後は専業主婦(夫)と共働き、どちらを希望しますか?

どちらかは専業主婦(夫) 77人(25.7%)
共働きを希望       223人(74.3%)

本アンケートでは、7割以上の人が「共働き」を選択。それぞれの意見を見てみましょう。

●どちらかは専業主婦(夫)を希望

・家事に専念したい(男性/23歳/医療・福祉内定)
・昔からの憧れだから(女性/20歳/アパレル・繊維内定)
・自分が働いて、妻には子どもを育ててほしい(男性/22歳/金融・証券内定)
・子どもができたときに、どこかに預けるのではなく自分で面倒を見たいので(女性/22歳/医療・福祉内定)

「専業主夫になって家事をこなしたい」という男性の声も多かった、こちらの意見。どちらか一方が家にいると、何かあったときでも安心ですし、きちんと家事をしてくれたら、働く側もとても助かりますよね!

●共働きを希望

・できる限り世帯収入を増やしたい(男性/22歳/団体・公益法人・官公庁内定)
・貯金したいので共働きがいい(男性/22歳/機械・精密機器内定)
・不況で先が読めないから(男性/22歳/機械・精密機器内定)
・共働きでお金をたくさん稼いで、良い暮らしをしたいから(女性/23歳/印刷・紙パルプ内定)
・家でじっとしているのが嫌(女性/31歳以上/ホテル・旅行・アミューズメント内定)
・定年まで働く気持ちでいるので、結婚しただけでは辞めたくない(女性/22歳/団体・公益法人・官公庁内定)

共働き派の大半が、「世帯年収」を増やしたいという意見。頑張って入った会社を、結婚したからと言って辞めてしまうのは、たしかにもったいないですよね。

続いて、共働きを希望した223人に、結婚後の生活費について質問しました。

■生活費は半分ずつ出すべきだと思いますか?

半分にすべき    112人(50.2%)
半分でなくても良い 111人(49.8%)

生活費についての意見は、ほぼ半分に分かれる結果となりました。それぞれの理由とは?

●生活費は半分ずつを希望

・きっちりしといたほうが揉めなくて済むので(男性/22歳/食品・飲料内定)
・家事を自分でもするつもりだから、ここも平等にすべき(男性/24歳/電機内定)
・半分ずつ出し合うほうが、一緒に暮らしている感じがする(女性/24歳/団体・公益法人・官公庁内定)
・二人とも正社員で同じくらいの給料をもらっているなら、半分ずつ出すべき(女性/22歳/学校・教育関連内定)

「平等に」「後々揉めないように」という意見が多かった「半分」派。お互い無理のない金額であれば、「半分ずつ」という選択は、不満不平が出にくい案なのかもしれませんね。

●生活費は半分ずつでなくてもOK

・臨機応変にやればいいと思う(男性/23歳/金融・証券内定)
・収入に格差がある場合どちらかに負担がかかってしまうので(女性/22歳/機械・精密機器内定)
・自分の分は貯金にまわしたい(女性/22歳/アパレル・繊維内定)
・厳密に半分ずつと決める必要はないと思う(女性/23歳/印刷・紙パルプ内定)
・稼ぎが違う分、用途別に振り分けたほうが良いと思う(男性/24歳/食品・飲料内定)

一方こちらでは、「収入に応じて」「一方は貯金を貯めるなど、役割分担をしたい」という意見が出ました。多く出せる方が多く出す、という選択もアリですよね!

いかがでしたか? 生活費についての意見は2つに分かれましたが、仕事については男性も女性も「共働き」を希望する人が多いようです。結婚後も働きたい若者が増えている今、企業側は、従業員が結婚後も仕事を続けられるよう、対策が必要となりそうですね。

文●ロックスター

調査時期:2015年2月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:大学生男女300人(インターネットログイン式)

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