首都圏営業に聞いた、月々の交通費はいくらになる?

更新:2018/01/25

お金の知識

首都圏営業に聞いた、月々の交通費はいくらになる?

通勤通学でいつも使うことが多い電車ですが、定期代ならばともかく営業をしているビジネスマンにとっては、外回りでかなりの電車賃を使っているのではないでしょうか? 今回はそんな首都圏で営業をしている社会人男女に、毎月、定期以外でどのくらいの電車賃を使っているか調査しました。


■あなたは定期代以外に毎月どのくらいの電車賃を使っていますか?

営業外回りに使う電車賃平均金額  10,474.0円

今回の調査対象者である、首都圏営業担当社会人男女102名の平均電車賃は1万円オーバーという結果になりました。やはり営業マンともなると、都内移動だけでもかなりの金額を使うことになるのでしょうか?

それでは次に、金額ごとに分類して、それぞれの金額の理由について、聞いてみました

■あなたの毎月の電車賃がその金額になる理由を教えてください。

●月々1,000円以下


・徒歩で済む圏内での営業(男性/24歳/運輸・倉庫)
・営業も定期で済む場所に行くことばかりだから(女性/31歳/学校・教育関連)
・外回りの回数も限られているから(女性/27歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

この金額で済む理由として、ほとんどの人が、徒歩・自転車圏内での営業か、車での営業活動ということでした。そうなるとほとんど電車賃はかからなくて済みますよね。ただ、徒歩・自転車の人たちにとっては雨の日の営業がつらいという意見も。

●月々5,000円以下

・地下鉄だけだけど、頻繁に乗ると毎月これくらいかかっている(男性/28歳/金融・証券)
・いろいろ出かける営業先が多いので(女性/28歳/商社・卸)
・近場の移動がほとんどだけど結局この金額(男性/27歳/運輸・倉庫)

普段から電車で営業をしていると、近い場所でもこのくらいの金額になるのでしょうね。電車を使う回数はグッと上がっているように感じました。

●月々15,000円以下

・営業で埼玉と東京を何度も往復(女性/27歳/生保・損保)
・割と遠くにお客様がいるからしょうがない(女性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・東京圏外への営業だとそれくらいになる(男性/24歳/情報・IT)

こちらの金額を使うくらいだと、関東では埼玉・千葉・神奈川の職場から、都心の営業先に向かうという環境の人が多数を占めています。移動時間だけでもかなりかかってしまう上に交通費も大きくなるのがわかりますね。

●月々5万円以下

・毎月、出張で新幹線を使っている(女性/28歳/医療・福祉)
・基本は営業車だけど、月一回会議で新幹線移動をしているので、トータルこの金額(女性/26歳/その他)
・毎日外回り。電車やタクシーはいつも使っている(男性/26歳/電力・ガス・石油)

この金額ともなると、営業周りよりも大都市圏をまたいだ出張という方が多いようです。月1回の東京大阪往復だけでもかなりの金額がかかりますからね。

●それ以上の回答者

・「15万円」関東〜関西の往復が数回。ほかに九州にも行ったりするので(男性/36歳/機械・精密機器)
・「6万5,000円」山手線をたくさん乗り降りするから(女性/25歳/自動車関連)
・「6万円」出張が多く、新幹線に乗る機会も多いため、どうしても高くなってしまう(男性/37歳/団体・公益法人・官公庁)

今回の調査では、15万円と回答してくれて方が最高金額でした。このカテゴリーで取り上げた6万5,000円と回答してくれた女性は、山手線内中心でもこの金額という強者でした。驚きの金額ですよね。

いかがでしたか? 定期以外の金額でこの額! 驚愕のエピソードもありましたよね。電車賃が高くなればその分移動時間も多いはず。どのように移動時間を有効活用しているのかも調査したいところですね。

文●ロックスター

調査時期:2015年2月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:首都圏営業担当男女102人(インターネットログイン式)

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