シラバスとは何?大学で使われるが今さら聞けない謎の用語15選

2021/05/31

社会人ライフ

大学生なら誰もが触れることになるであろう「シラバス」とは…?大学以外ではほとんど使われないため「実は何のことか知らない」という人もいるでしょう。そのほかにも「ガイダンス」「ピロティ」など大学でよく使われる用語はいろいろ。今回はこうした大学ならではの用語15選について解説。「何となくよく聞くけど実は意味が分からず聞き流してきた」「知らないけど今さら聞けない!」という方は是非参考にしてみて下さいね。


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「シラバス」とは何?

シラバスとは大学における講義の内容やスケジュール、または成績の評価の方法など「授業計画」が詳しくまとめられた資料のことです。最近はあえて冊子にせず大学サイト上に公開するスタイルが主流。学生はこのシラバスを参考にして、どの科目を履修するか決め、履修登録することになります。日本国内でのシラバスの歴史は意外に浅く、実は日本の大学で一般化したのは20年ほど前なのだとか。

「シラバス」の役割とは

シラバスにはどのような役割があるのか、見ていきましょう。

自分の目標に合った科目を見つけることができる

学生たちはそれぞれ「大学で○○を学びたい」「将来に向けて○○を修得したい」といった目標を多かれ少なかれ持っているもの。シラバスを見ることで自分の目標に合った科目はどれなのかを見極めることができます。

実際の授業のイメージを掴むことができる

シラバスには「授業の内容(進め方)」についても記載されており、講義中心なのか、学生との双方向コミュニケーションがあるのかなどを知ることができます。「後の詳細は授業で!」などざっくりとしたものも見受けられ、科目によってカラーがあるため、自分とマッチしそうな科目を見つけやすくなっています。最近ですとオンラインなのか、対面がどの程度あるのかなども注目ポイントですね。

評価方法を事前に知ることができる

学生にとって評価方法がどうなのかはやはり気になるところ。レポートが苦手な人はテストで評価する科目を多めに取ると、負担が軽減されるかもしれませんね。そのほか出席を考慮するか否か授業態度を考慮するかなど、事前に知ることができるのは大きいです。

まだまだある!大学で使われる謎の用語集

ピロティ

ここまで「シラバス」がどのようなものかを解説しました。実はほかにも大学で主に使われる用語というのは沢山あります。それらを「謎の用語集」としてご紹介しましょう。

「ガイダンス」

冒頭でも例に挙げたガイダンスですが、これは「指導」という意味の言葉です。大学では説明会と同じ意味として使われます。例えば「午後から就職ガイダンスがある」などと使います。ほかにも「奨学金ガイダンス」「教職課程ガイダンス」など種類はさまざま。

「オフィスアワー」

大学内で、教員が生徒からの質問に答えるために研究室などにいる時間のこと。教員はいつでもいるわけではないので、こうした時間を設けることでスムーズに質問ができるようになっています。

「フィールドワーク」

大学内での講義ではなく、学外に出て研究や調査をして学ぶことを指します。フィールドワークの一環として、場合によっては中学校や高校に行って自らが授業をする「教育実習」などを行うケースも見られます。

「セメスター制度」

一年間を前期と後期など2期に分けて、それぞれの期ごとに授業を完結させる制度のこと。短期間で集中して学べるため、高い学習効果があるとされています。海外では一般的な制度で、日本の大学でも採用しているところがあります。

「メンター」

大学内で生徒の相談を聞いたり、学習指導をする人のこと。どちらかというと大学生活や学習面における「心のケア」を担う側面があります。悩みや心配ごとを相談できる相手、ということですね。大学の卒業生や上級生が担当したり、大学によっては有名な研究者や著名人を招く場合もあったりします。

「ピアサポート」

「仲間同士で助け合う」という意味の言葉。大学では「ピアサポート制度」や「ピアサポート室」などが設けられている場合があり、学生同士で学習内容や私生活の疑問や不安点を相談し合うことができます。

「ポートフォリオ」

「ポートフォリオ」とは、本来は「書類を分類して持ち運べるケース」といった意味合い。これが大学やビジネスシーンでさまざまに派生して使われているので少し紛らわしいかもしれません。

・大学で:これまで取り組んだレポートや試験などを収集した「学習記録」
・金融業界で:預金・株式・債券など、投資家が保有する金融商品の組み合わせ
・クリエイティブ業界で:スキルを見える化する為の、これまでに制作した「作品集」

大学では自分の学習記録を確認できる「ポートフォリオシステム」などがありますが、次の授業計画を立てる際の参考になりますね。

「ライティングセンター」

「ライティングセンター」というのは、論文など学術に関する文書の作成スキルを磨くための場です。大きな大学だと、大学内に設置されている場合もあり、卒業論文などを作成する際の相談なども受け付けています。

「ピロティ」

「1階部分が柱だけで構成され、外部空間になっている建築様式」のこと。大学の建物の一部がこのピロティになっていることが多く、「ピロティ前に集合」「ピロティの柱に貼り出してある」など、学生時代によく聞いたという人もいるでしょう。

「レジュメ」

フランス語の“résumé”が元になっており、主に「要約」という意味を持ちます。レジメと呼ばれることもあります。その日の講義内容が箇条書きなどで手みじかにまとめられており、レジュメに沿って講義が進められることになります。要点だけが書かれているため、学んだ内容をその場で書き込むのにも便利です。

「単位」

講義やゼミをどれだけ履修したかを計算する際の基準のこと。
(例)この科目の履修を終えたら2単位GET。まだ必修が6単位残ってる。

単位は大学のカリキュラム表などに表示されており、卒業するためには決められた単位数を修得しなければなりません。単位は基本的には学修時間によってカウントされ、1科目修了すると2単位などと決められています。ただし時間だけこなせば良いわけではなく、課題やテストをクリアしないと単位を落としてしまうことも。ちなみに高等学校でも「単位」のシステムを採用しています。

「GPA」

“Grade Point Average”の略で「成績平均値」のこと。アメリカから普及してきた国際的な成績評価方法となります。具体的な方法としては、

1.各科目の成績を5段階程度で評価(A,B,C,D,E)
2.その評価をポイントに換算(4,3,2,1,0)
3.科目ごとにポイント×単位数を計算
4.それを全て足して、修得した総単位数で割る

概ねこのようにして求められます(詳細は大学等により異なります)。GPAは就職活動の際に参考値として見られることもあるようです。

「TA(ティーチングアシスタント)」

大学での教育活動をサポートする大学院生のこと。授業や実験・ゼミに参画し、学生にアドバイスするなどのサポート業務を行います。これによるメリットは、1つは大学教育がより充実したものとなること。そして2つ目は大学院生が手当てを受給しながら教育現場に出ることで、教える立場としてのトレーニングにつながることです。

「RA(リサーチアシスタント)」

RA(リサーチアシスタント)も先ほどのTAと似ているのですが、こちらは研究の補助業務を行う大学院生のことです。TAと同様手当てをもらうことができます。研究の現場で実務に触れることができ、研究者としてのステップアップが期待できます。

▶︎参考資料
コトバンク
文部科学省「ティーチング・アシスタントについて(TA)について」

まとめ

今回は、大学でよく使われるが今さら聞けない謎の用語15選としてお届けしてまいりました。カタカナ用語が多く並びましたね。「シラバス」や「ガイダンス」あたりはよく使う言葉でしたが、いざ聞かれると正確な意味を答えるのは難しいものです。卒業してからは使うこともないかもしれませんが、「うんちく」として覚えておくと学生や後輩との会話の時などに役立つかも?

マイナビ学生の窓口編集部

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