ファミコン時代は多かった......キャラゲー失敗の歴史「ファミコンジャンプ」「AKIRA」「キテレツ」

2015/03/15

社会人ライフ

ファミコン時代は多かった......キャラゲー失敗の歴史「ファミコンジャンプ」「AKIRA」「キテレツ」

漫画やアニメなどのタイアップゲーム、いわゆる「キャラゲー」と呼ばれるものがあります。この「キャラゲー」にはクソゲーとされる作品が多く、特にファミコン時代は数多くの「迷作」を生み出しました。例えば『トランスフォーマー コンボイの謎』などは有名ですよね。今回は、そんな厳しいデキだったキャラクターゲームを紹介します。

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●『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』

人気野球漫画の『タッチ』のファミコンソフト。作品のストーリーが楽しめるアドベンチャーゲームかと思いきや、まさかの「アクションゲーム」でした。達也たちは異世界に迷い込んだ犬のパンチを探すために、次々と現れる敵を倒しながら異世界を冒険します。野球漫画が原作とは全く思えない内容でした。クソゲーというより、駄目ゲーです。動画共有サイトなどにはプレー動画がアップされているので、興味がある人は一度見てみてください。意味不明ですよ。

●『ファミコンジャンプII 最強の7人』

「週刊少年ジャンプの連載漫画キャラクターたちが一堂に会する」という夢のゲーム『ファミコンジャンプ』。しかし内容はチープでシステムも不親切、よく分からない世界観などイマイチなデキでした。続編に当たる『ファミコンジャンプII 最強の7人』も、まだマシになったとはいえ厳しいデキ。メインで登場するジャンプキャラが7人に減って、詰め込み過ぎ感は解消されましたが、ストーリーはキャラクターの原作に特に関係なし。世界を救うために召喚されただけです。登場キャラの『こち亀』の両さんも、後に原作漫画内で「あれはよく分からない立ち位置だった」と述懐しているほどでした。

●『ドラゴンボール 神龍の謎』

ファミコンで最初に出た『ドラゴンボール』のゲームが『ドラゴンボール 神龍の謎』でした。内容は敵を倒しながらフィールドを進むオーソドックスなアクションゲーム。ボス戦になると視点がサイドビューになったりもしました。本作には、攻撃を受けたり時間経過で減っていく体力ゲージのようなものがあり、これがゲームの難易度を大きく高めている原因。回復させる主な手段はランダムで登場するアイテムだけ。回復アイテムが見つからないまま力尽きておしまい、というパターンも多く、特殊な隠し要素を熟知しないとまともにクリアできません。メインユーザーのはずの子どもは置いてけぼりでした。

●『ゴルゴ13 第一章 神々の黄昏』

ファミコンでも世界一のスナイパー・ゴルゴ13の活躍を楽しむことができました。が、ゲームの内容は「クソゲーじゃん」というもの。基本は横スクロールのアクションゲーム。ゴルゴ13を操作して敵を倒しながら進みます。導入部のグラフィックはマシなのに、アクション部分のグラフィックが実にお粗末。ゴルゴか島耕作かも分からないキャラクターを操作しないといけません。また、ゴルゴの歩く速度も遅く、しゃがみ撃ちもできないという厳しい操作性。横スクロールで進んでいたと思ったら、突然シューティングゲームが始まったりと、めちゃくちゃな内容でした。また「女を抱いて体力回復」という「全年齢向けでそれはどうなの?」という要素もありました。

●『AKIRA』

原作者の大友克洋自らが手掛けた劇場版の『AKIRA』を題材にしたアドベンチャーゲーム。ファミコンのゲームですがグラフィックの質は高く、映画そのままといかないながらも「頑張っている」ゲームでした。ただ、この作品は「とにかくゲームオーバーになる」ゲーム。というのも、基となった映画の内容と同じ行動をしないとダメなのです。違う人に話し掛けるなど、違う行動を取ればすぐに死んだり、逮捕されたりしてしまいます。大事なのは「原作どおりの行動をすること」で、全く自由度がありません。原作映画を見ていてもちょっとした行動ミスでゲームオーバーになるので、見ていない人はまともに進行することもできません。「それなら映画を見ていた方がマシ」と思えるゲームでした。

●『キョロちゃんランド』

『森永チョコボール』のマスコットキャラの「キョロちゃん」を題材にしたアクションゲームです。ゲームを起動すると、死んだ目をしたキョロちゃんが塔から落ちそうになっている一枚絵のタイトル画面が登場。色使いも寒色が多く、いきなり怪しい感じです。スタートボタンを押すと「ENTERING THE TOWER OF EYES」という英文が画面に登場し、キョロちゃんのかわいらしいイメージぶち壊し。プレー画面でも、BGMは一切なし。キョロちゃんと敵の足音だけが不気味に響きます。はっきり言ってマイナスのイメージにしかならないゲームでした。

●『キテレツ大百科』

ファミコン用ソフトとして発売された『キテレツ大百科』。キテレツを操作して夢の世界に閉じ込められた仲間を助ける、という横スクロールのアクションゲームです。このゲームではさまざまな発明品を作って冒険に役立てることができるのですが、最初に作らされるのは「キテレツじごく」というちょっと怖い名前のもの。名前のとおり、えんま大王のいる地獄空間を作るちょっと設定にむちゃのある道具でした。原作の世界観ぶち壊しです。肝心のアクション部分も難易度が高く、あのアニメのイメージで買った子どもはえらい目に遭いました。

●『美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負』

人気グルメ漫画もファミコン用ソフトが発売されていました。内容は選択肢を選ぶアドベンチャーゲーム。全部で三つの章から構成されており、うち二つは原作にもあるエピソードです。このゲームの何が厳しいのかというと、先ほど紹介した『AKIRA』のように、ちょっとした選択ミスで即おしまいという点。調理手順を間違えたりすると、「骨が折れた」とか言いだしてゲームオーバーになります。百歩譲って調理ミスでゲームオーバーになるのは分かるとしても、調理以前の聞き込みでも自由度がありません。あげ句の果てには「たたかう・じゅもん」といった意味不明な選択肢が出てくるありさまでした。

数多く世に出たキャラクターゲームの中から、クソゲーとされるものをピックアップしてご紹介しました。ファミコンのゲームですから、今プレーしても面白くないと思いますが、これらはその「ファミコンだから」ということ関係なくひどいデキでした。小学生のとき、このうちの何本かを定価で買った筆者など何度絶望したことか......。

他にも『ゴーストバスターズ』や『プレデター』といった海外映画の版権ゲームもヒドい内容のものが多かったです。最近も『メジャーWii パーフェクトクローザー』など強力なクソゲー(ゲーム以前の問題?)が登場していますが、やっぱり昔のほうが多かった気がしますね。

(中田ボンベ@dcp)

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